すべての発想が既存のクルマと異なる
ジーカーMIXは、Waymoロボタクシーほかドライバーレスモビリティに対応した「SEA-M(シーエム)」プラットフーム上に構築されたカプセルシェイプのMPV。ドライバーを中心にクルマを開発するという既存の開発手法にとらわれず、E/Eアーキテクチャーの本格採用による冗長性や、高い室内空間利用率(93%)を誇るパッケージングなどロボタクシーにも通じるマルチパーパスカーとして開発された。

Waymoと共同開発のロボタクシーにも採用したSEA-Mプラットフォーム上に構築された“走る家”のようなMPV。
一見するとミニバンのようだが、乗車定員5名の2列シート車。センターピラーをもたず、ドア開口部の左右間口は1480mmを実現。前後に開くユニークな電動スライドドア(サイドバイサイドドア)、前席には回転式シートを採用するなど、使い勝手をとことん追求している。クルマというより、移動できる“家”のような存在だ。

公式HP.では、動力・運動性能よりも「家のようなクルマ」であることが盛んにPRされている。
センターピラーはないが、実は各ドアには2000メガパスカルの超高強度スチールピラーが埋め込まれている。ドアを閉めるとボディと強固に締結する仕組みで、その強度は通常の自動車のボディより30%も高いという。さらにリアアンダーボディには、アルミ一体成型(いわゆるギガキャスト)が採用されており、こちらは軽量化とともにボディ剛性のアップにも一役買っている。

運転席/助手席には世界初の270度電動無段階回転シートを採用。もちろんスライド/リクライニングも可能。

センターピラーレスだがドア内部に超高強度の部材を仕込むことで通常構造のボディを30%上回る強度を実現。