株式会社KINTONEが16歳以上が免許不要で乗れる特定小型原付の電動スクーター「KICK O City」の先行販売を2024年10月19日からクラウンドファンディングのMakuakeで開始する。

国内工場で生産する特定小型原付モデル

KINTONEは電動モビリティを手がける企業で、ジャスティン・ビーバーなど多くのセレブが乗って話題になった立ち乗りの電動スクーター(通称「ミニセグウェイ」)を2015年にいち早く日本に紹介したことでも知られる。その後、自社開発の製品として原付規格の電動キックボード「Model One」や、その特定小型原付版の「Model One S」なども手がけている。

今回、Makuakeで先行販売される「KICK O City」は、16歳以上が免許不要で乗れる「特定小型原付」という車両区分の電動スクーターで、48V定格500Wのハイパワーモーターや座席下のデュアルサスペンション、電動キックボード比で大径な12インチタイヤの採用など、走行性能に優れているのが特徴だ。

画像: 座席下のデュアルサスペンションにより乗り心地が向上した。

座席下のデュアルサスペンションにより乗り心地が向上した。

また着脱可能で取り外し充電に対応したバッテリーを搭載し、2ステップの折りたたみ機構と軽量な15kgの車体と合わせ、車載しての持ち運びにも配慮されている。また、荷台部分には別売りのカゴを装着することもでき、高さ調整が可能な自転車のサドルライクなシートと合わせ、自転車のように気軽に利用できそうだ。

画像: 折りたたみ機構や別売りオプション品のカゴなど、自転車のような利便性を実現している。

折りたたみ機構や別売りオプション品のカゴなど、自転車のような利便性を実現している。

なお「KICK O City」は、KINTONEが販売する電動キックボード「Model One」などと同様に、国内工場(茨城県)で製造されている国産モデルであり、国土交通省の特定小型原付保安基準確認制度である「性能等確認」を受けており、品質を保証するという。

車体価格は、定価15万8000円のところ、公式LINEに登録すると予約販売時限定で最大37%オフとなる9万9540円で販売が開始されるため、気になっている方はお早めにKINTONE公式LINEを確認してみるといいだろう。

【主要諸元 KICK O City】
全長×全幅×全高      :1170×550×1240mm
(折りたたみ時)     :1170×550×570mm
重量          :15kg
耐荷重         :100kg
ブレーキ        :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応   :あり
バッテリー       :リチウムイオン(48V・10Ah)
モーター        :500W
航続距離        :40km
充電時間        :5時間
タイヤサイズ      :12インチ
防水性能        :IPX4
本体価格        :15万8000円

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