6万円台で買える高コスパなベストセラーモデル
2023年7月1日の道路交通法改正で新たに誕生した車両区分「特定小型原動機付自転車(以下、特定小型原付)」は16歳以上を対象に免許不要で運転可能な電動モビリティで、中でも電動キックボードやバイクタイプはその気軽さや値段の安さなどから注目を集めている。
電動モビリティメーカーのAcalieが手がける「RICHBIT ES1 PRO」は、コストパフォーマンスに優れた「6万円台(6万9800円)」の電動キックボードで、累計販売台数は10,000台を突破し、特定小型原付電動キックボードとして国内で最も多く販売されているベストセラーモデルだ。
重量13.8kgと最軽量クラスで、前輪サスペンション、前後ディスクブレーキに加えて、日常生活で何かと嬉しいオートクルーズ機能も標準で装備し、オプションで高さ調整可能なサドルや荷物をかけられるフックなどのオプションアイテムも用意されるため、価格を抑えたエントリーモデルながら日常の足として、また平地の長距離移動にも使える高い利便性を備えている。
マイナーチェンジでタイヤとテールランプが進化
販売台数1万台突破を記念してのマイナーチェンジでは、ユーザーからのフィードバックを取り入れてリアタイヤがノーパンク仕様となり、テールランプもシンプルでスタイリッシュなデザインに一新され、耐久性も向上している。
また、特別カラーの「ビビッドピンク」モデルが100台限定で用意され、2024年10月9日からECサイトや全国のビックカメラなどのRICHBIT販売店で発売を開始した。
なお、今回の新モデルも、前モデル同様に国土交通省の性能等確認制度にて適合認定(JATA-0086)を受けており、公道走行に必要な保安基準をすべて満たしていることが公的に確認されているため、安心して利用できる。
【主要諸元 Acalie RICHBIT ES1 Pro マイナーチェンジモデル】
全長×全幅×全高(展開時):1080×530×1140mm
(折りたたみ時) :1080×530×490mm
重量 :13.8kg
耐荷重 :100kg
ブレーキ :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応 :あり
バッテリー :リチウムイオン(36V・7Ah)
モーター :250W
一充電走行距離 :20km~25km
充電時間 :4時間
タイヤサイズ :8.5インチ(前輪:チューブタイヤ、後輪:ノーパンクタイヤ)
本体価格 :6万9800円
Acalieは「RICHBIT」をはじめ3ブランドで展開
Acalieは、「COSWHEEL」という電動二輪ブランドも展開しており、そちらではアメリカンルックスの電動バイク「COSWHEEL MIRAI」や電動アシスト自転車「COSWHEEL MIRAI E-BIKE」、免許不要な特定小型原付区分の電動キックボード「COSHWEEL MIRAI T Lite」などがラインナップされている。
「COSWHEEL」ブランドの電動キックボードは、いわば上位モデルとして位置づけられており、立ち乗り可能な脱着式サドル、最長90kmの航続距離を実現した20Ahのオプションバッテリー、500Wのハイパワーモーターなど、ハイスペックが特徴的で、電動キックボードをガンガン乗り回すアクティブなユーザー向けの製品だ。
また、「COSWHEEL」のさらに上に「EVEREST XING(エベレストエクシング)」というブランドもあり、国内最強の電動モビリティを目指したハイスペックモデルをラインナップしている。
なかでも「EX15 PRO」は、特定小型原付の上限ぴったりの600Wハイパワーモーターを搭載し、最大登坂能力は驚異的な47%(理論値)を誇る、まさに史上最強の電動キックボードと言えるだろう。
このようにAcalieは、6万円台のエントリーブランド「RICHBIT」からハイエンドの「COSWHEEL」、「EVEREST XING」にかけて幅広い機種を展開している。気になる人は取り扱い店舗の一部では試乗も可能だ。