2024年7月29日、ムツミコネクトは電動キックボード「MTM RiSE M-1S」が、国土交通省認定機関による保安基準審査制度である性能等確認に適合したと発表した。

頑丈で軽量、そしてオフロード走行に対応した電動キックボード

「MTM RiSE M-1S」は、ヨーロッパで販売されているモデルをベースとして、日本市場向けに仕様変更された電動キックボードで、ブラック、シルバー、イエローの3色のボディカラーがラインナップされる。

ボディには、軽さや強度、耐食性に優れたマグネシウム合金の鋳造リムを採用。前後の足まわりにポリウレタンショックアブソーバー方式のサスペンションを導入して最低地上高を高く、また悪路走行を見据えたブロックパターンのトレッドデザインを採用した10インチのチューブレスエアタイヤなど、オフロード対応を図られたモデルでもある。

画像: オフロード用にサスペンションを搭載している。

オフロード用にサスペンションを搭載している。

パワートレーンには特定小型原付区分の上限出力である600Wモーターを採用したことで、登り勾配のあるオフロードでも活躍する機体を実現。さらに6.24kWhのバッテリーを組み合わせることで30〜60km(路面/運転状況により異なる)の長距離移動もできるという。

サドルやフロントバッグ、ドリンクホルダーなどオプションパーツも豊富にラインナップされるので、自分のニーズに合わせてカスタムすることもできるようになっているのも魅力のひとつ。

先行販売はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で行われて891万5500円を調達、同サイトの電動キックボード関連のプロジェクトとしては最高調達額を達成したという。(2024年7月現在・ムツミコネクト調べ)

画像: サドルやフロントバッグなどのオプションを装備した状態のMTM RiSE M-1S。

サドルやフロントバッグなどのオプションを装備した状態のMTM RiSE M-1S。

MTM RiSE M-1Sが性能等確認制度の審査を通過

そんな「MTM RiSE M-1S」が、2023年7月1日施行の改正道交法で新設された特例特定小型原動機付自転車(特定小型原付)における「性能等確認制度」の審査を通過したことをムツミコネクトが発表。国土交通省認定の機関による適合審査をクリアしたことで、車体にも「性能等確認済」のステッカーが貼られることになる。

画像: 性能等確認に適合しているモデルの車体にはステッカーが貼られる。

性能等確認に適合しているモデルの車体にはステッカーが貼られる。

なお、ムツミコネクトは電動キックボードを開発、販売するだけでなく、交通ルールの遵守および安心・安全な走行の啓発にも力を注いでいるといい、2024年6月には「第32回ドリームセーフティフェスティバル」にて開催された電動キックボード交通安全体験会に参加し、機体貸出・運転方法のレクチャーも行っている。

MTM RiSE M-1Sはまだ先行販売予約の段階だが、2024年8月1日から8月31日にかけて、東京都墨田区にて展示が行われるそうなので、実機が気になる人は足を運んでみてはどうだろうか。

MTM RiSE M-1S 主要諸元

全長×全幅×全高     :1200×570×1200mm
重量          :22.3kg
耐荷重         :120kg
ブレーキ        :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応   :あり
バッテリー       :リチウムイオン(48V・13Ah)
モーター        :600W
航続距離        :30km~60km
充電時間        :6〜8時間
タイヤサイズ      :10インチ
本体価格        :19万8000円

【展示会概要】

展示期間:2024年8月1日から8月31日
開館時間:9:30~18:30(土日祝祭日休)
会場:東京都墨田区押上1-39-4-2F GOOD GALLERY

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