2024年6月11日、メイトバイク(MATE.BIKE)はオフロード向けファットタイヤを装着した折りたたみ式の電動アシスト自転車、MATE Xをベースにした世界300台限定モデル「MATE X EVO」を発表し、予約を同月14日から受け付ける。販売開始は7月下旬を予定している。

エアサスペンションや前後フェンダーなど標準装備を拡充

デンマーク・コペンハーゲン発の電動アシスト自転車ブランド「MATE.」のラインナップの中でも、もっとも存在感の強いモデルとして街中で見かける機会も増えてきたのが「MATE X」だ。

20×4インチのファットタイヤや前後サスペンションを採用、ハンドルにはUSB充電ソケットを備えて速度や走行距離表示をするディスプレイを標準装備するなど、同ブランドのフラッグシップモデルとなっている。折りたたむことでクルマへの搭載や家屋内での保管などスペース効率に優れる点は他モデルと同様だ。

このMATE Xは2024年4月20日に一部改良でボディカラーやブランドロゴのデザイン変更などをともなう一部改良が行われていたが、今回、台数限定の特別仕様モデル「MATE X EVO」が新たに発表された。車両価格は44万円で7月下旬に発売される。

画像: MATE X EVOのGhost Gravityボディカラー。2024年6月14日11時から予約の受付が始まる。 mate-sp.jp

MATE X EVOのGhost Gravityボディカラー。2024年6月14日11時から予約の受付が始まる。

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メインフレームのトップチューブにはモデル名の「MATE X EVO 1st EDITION」の文字と300台限定のシリアルナンバーが刻印され、ハンドルディスプレイはコンパクトなLED液晶モニターに、またフロントサスペンションは走行時の振動をより軽減するエア式に、リアサスペンションも仕様を変更するなど、走行性能や使い勝手の面で洗練さを増した仕様となっている。

このほかにもカラーバリエーションの新規設定やモデルロゴの表示、ヘッドライトや前後フェンダーの標準装備など外観における変更はいくつかあるが、もっとも大きなポイントはモーター出力特性だ。定格出力こそ250Wで変わらないが、モーターアシスト量を日本の法定基準内におさめつつ最大で約36%向上させている。

坂の多い日本の道路事情や、山道をはじめとするオフロード走行を考える人にとって心強いモデルとなりそうだ。

【主要諸元 MATE X EVO】
全長×全幅×全高:1800×620×1240mm
(折りたたみ時):1030×590×780mm
適応身長:150〜215cm
重量:27.5kg
ブレーキ:前後ディスクブレーキ
ギア段数:シマノ製外装8段(Altus)
バッテリー:リチウムイオン(48V・14.5Ah)
航続距離:80km
タイヤサイズ:20×4インチ
本体価格:44万円

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