特定小型原付の電動バイクと電動アシスト自転車の2仕様を用意
Acalie(アカリエ)は、電動モビリティのハイブランド「COSWHEEL」とエントリーブランド「RICHIBIT」、Web会議に特化した「MAXHUB」やアクションカメラ「Insta360」など、次世代型製品・サービスを提供するスタートアップ企業だ。
「RICHBIT」はこれまで6万9800円のエントリー向け電動キックボード「RICHBIT ES1 PRO」1機種を展開してきたが、今回の「RICHBIT CITY」シリーズの登場で、3機種にラインナップが拡大することになる。
電動バイク「RICHBIT CITY(リッチビット シティ)」
「リッチビット シティ」は、ぱっと見は自転車ルックな外見をしているが、ペダルを漕がなくても走行可能な電動バイク仕様とされている。「特定小型原付」に対応しているモデルであることから、16歳以上なら免許不要で誰でも運転可能だ。
さらに、いわゆる歩道走行モード搭載の「特例特定小型原付」にも対応済みなので、専用のモードに切り替えることで、自転車が走行可能な一部の歩道を最高速6km/hにて走行できる。
また、このモデルは14インチタイヤを採用し、2段階の折りたたみができる構造設計で日本最小クラスの特定小型原付だそうだ。折り畳み後のサイズはA4用紙3~4枚程度であるため、バイク型の形状をした特定小型原付としては超軽量な16kgであることと合わせて、誰でも気軽にどこへでも持ち運べるというのが魅力だろう。
このコンパクト性を確保するために250Wの小型モーターを採用しているが、パフォーマンスの最適化により都内最強の激坂「のぞき坂」(22%勾配)も余裕で登れる登坂能力を有している。
航続距離は10.2Ahバッテリーにより特定小型原付としては標準的な30~40kmを確保しているため、日常の通勤・通学、お出かけ先での軽いツーリングにぴったりだ。
電動アシスト自転車「RICHBIT CITYASSIST(リッチビット シティアシスト)」
「リッチビット シティアシスト」は同製品の電動アシスト自転車版で、ペダル付きでより長距離走行(約80km前後)が可能なモデルである。
最近話題の電動モペッド(ペダル付き電動バイク)とは異なり、モーターだけでの走行不可で、きちんとアシスト制御がかかるようになっており、普通自転車・電動アシスト自転車の両方で型式認定を取得済みだ。ちなみに、電動バイクである「リッチビット シティ」の方も、国土交通省制定の性能等確認制度に合格済みのモデルだ。
カラーと製品価格
カラーラインナップは両モデルともに全5種類で、CITY BLACK(シティブラック)、SNOW WHITE(スノーホワイト)、GOLDEN OLIVE(ゴールデンオリーブ)、RANGERG REEN(レンジャー グリーン)、SAKURA PINK(さくらピンク)から選択可能だ。
価格は以下のとおりで、予約特設サイトでの販売となっている。
●電動バイク仕様:RICHBIT CITY(リッチビット シティ)
希望小売価格:139,800円(税込) 限定500台の予約販売特価価格:99,800円(税込)~
●電動アシスト自転車仕様:RICHBIT CITYASSIST(リッチビットシティアシスト)
希望小売価格:129,800円(税込) 限定500台の予約販売特価価格:93,800円(税込)~
【主要諸元 RICHBIT CITY(電動バイク)】
全長×全幅×サドル高 :1250×580×990mm
(折りたたみ時) :700×430×650mm
重量 :16kg
耐荷重 :100kg
ブレーキ :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応 :あり
バッテリー :リチウムイオン(36V・10.2Ah)
モーター :250W
航続距離 :30km~40km
充電時間 :5時間
タイヤサイズ :14インチ
本体価格 :13万9800円
【主要諸元 RICHBIT CITYASSIST(電動アシスト自転車)】
全長×全幅×サドル高 :1250×580×990mm
(折りたたみ時) :700×430×650mm
適応身長 :140cm以上
重量 :16kg
耐荷重 :100kg
ブレーキ :前後ディスクブレーキ
ギア段数 :なし
バッテリー :リチウムイオン(36V・10.2Ah)
モーター :250W
航続距離 :80km~100km
充電時間 :5時間
タイヤサイズ :14インチ
本体価格 :12万9800円