アメリカンな電動バイクブランド「COSWHEEL」の最新モデル
COSWHEELブランドを展開するAcalieは、電動モビリティのハイブランド「COSWHEEL」とエントリーブランド「RICHIBIT」、Web会議に特化した「MAXHUB」やアクションカメラ「Insta360」など、次世代型製品・サービスを提供するベンチャー企業だ。
中でも「COSWHEEL MIRAI」シリーズは、アメリカ西海岸カリフォルニア州で流行のアメリカンスタイルのワイルドなE-BIKEから誕生し、現在では世界約50カ国で展開、累計販売台数も30万台を突破している人気の電動バイクブランドとなっている。
バイクメーカーとしてのビジョンである「乗り心地の良い、快適な二輪バイク」を創造し世の中に届けたいとの思いから、英語のCOSY(乗り心地の良い・快適な)と、WHEEL(車輪)を組み合わせた「COSWHEEL(コスウェル)」に、「未来=MIRAI」の乗り物という意味を加えたブランド名、モデル名としているそうだ。
今回発売が開始されるのは原付二種(定格出力1000W)の「COSWHEEL MIRAI 1000」と普通自動車免許で運転可能な原付一種(定格出力500W)の「COSWHEEL MIRAI 500」の2モデル。
従来から販売されている「COSWHEELシリーズ」は「①スロットルを回すバイクモード」、「②ペダルを漕いでアシストする電動アシストモード」、「③ペダルを自力で漕ぐ自転車モード」の3通りの乗り方を楽しめるペダル付電動バイク(電動モペッド)だったが、今回追加される新機種ではペダルを廃止し、自転車機能をオミットしたモデルとなっている。
電動モペッド仕様では7万7000円の追加オプションとして設定されていた大容量27.5Ahバッテリーを標準装備とすることで、より長距離を走行可能(500W:50km→70km、1000W:30km→40km)にしているのが特長となる。
「COSWHEEL MIRAI 1000」と「COSWHEEL MIRAI 500」の違い
1000と500の違いは2点あり、モデル名にもなっているモーターの定格出力の違い(1000→1000W、500→500W)と、ABS搭載の有無(1000のみABS採用)だ。性能的には1000が上位互換モデルとなるので、二輪免許を所持している人は1000を、普通免許のみ所持している人は500を選択するという流れになるだろう。