主な装備
油圧式ディスクブレーキ
前輪・後輪共に機械式よりも軽い力でも強いブレーキをかけられる油圧式ディスクブレーキを標準装備するので、約35kgという超軽量な車体と合わせ、しっかりと止まることができる。(※ブレーキキャリパーの色は生産ロットにより赤色・黒色の2通りがあり、色の選択はできないそうだ)
シーケンシャルウィンカー
フロントの方向指示器はシーケンシャル式で、いわゆる流れる流れるウィンカーとなっているのが特徴となっている。
2WAY充電対応の超大容量バッテリー
先述の車載バッテリーは、この手の電動モビリティとしてはかなり大容量な27.5Ahを採用しており、最長70kmという航続距離を実現しているほか、充電方法も車載のまま充電と持ち運び充電の2通りに対応している。
①車体へ直接充電
近くにコンセントがある場合は、バッテリーを外さずに給電口に充電器を直接挿して、近くの100Vコンセントに繋ぐだけで簡単に充電が可能だ。
②バッテリーを取り外して充電
簡単に取り外しができるので、マンションの部屋の中など駐車場所の近くにコンセントが無い場合でも、バッテリー本体を取り外して充電できる。
前後サスペンションと固定式シート
サドル(シート)が車体フレームに固定されているため、乗り心地的には衝撃に弱そうな構造に見えるが、フロントには正立式サスペンションを、リアにはリンク式モノサスを採用していることにより、路面のギャップを吸収するしなやかな乗り心地を実現している。(※リアサスペンションの色もブレーキキャリパー同様、生産ロットにより赤色・黒色の2通りがあり、色の選択はできないそうだ)
また従来モデルでは、ペダルを漕ぐ際に身長によっては高さ調節ができない車体フレーム固定式シートがデメリットだったが、本モデルでは完全電動バイクになり、ペダルが配置されていたスペースが足置きのステップに変更されたため、そうした問題は解消しているといえるだろう。
シート高は770mmで、身長150cmでつま先だち、160cmで余裕を持って足つきが可能だそうなので、サイズ感が気になる人はCOSWHEEL取り扱い店舗にて実物を見てみることをおすすめする。
モバイル機器を充電可能なUSBポート
USB Type-Aの端子を1つ搭載し、スマホやドライブレコーダー等、USB給電を必要とするガジェット類を使用可能。「モバイルバッテリー」にもなるので、災害時などいざという時にも力を発揮する嬉しい装備である。
電子キーでロック解除
メイン電源は、円形のスマートキー(NFCタグ)をハンドル部分のセンサーにタッチすることで起動できる。ガソリンエンジンのバイクと比較し圧倒的に静かなので、夜間の住宅街でも気を使わずに利用可能できるのは嬉しいポイントだ。
4色のカラーラインナップ
車体カラーは「マットブラック」「スカイグレー」「ピュアホワイト」「ネイビーミリタリー」の4色で、どれもアルミ合金のフレームとマッチした絶妙なカラーリングで所有欲を満たしてくれるだろう。
クラウドファンディングサイト「Makuake」での先行応援価格は原付二種の「MIRAI 1000」が20万6800円〜26万6200円(一般販売価格:39万6000円)、原付一種の「MIRAI 500」が16万7800円〜21万5500円(一般販売価格:31万8000円)から用意されている。また割引率は車体価格部分を表しているようで、Makuakeでの価格は車体価格 + 全国一律送料8800円の合計金額となっている。
ちなみに、従来からあるモペッドモデルの価格は原付二種の「MIRAI」が38万5000円、原付一種の「MIRAI S」が30万8000円で販売されているので、自分のニーズに合ったモデルを選べる。
【主要諸元 COSWHEEL MIRAI 1000(原付二種)】
全長×全幅×全高 :1630×600×1050mm
シート高 :770mm
重量 :38kg
ブレーキ :前後油圧式ディスクブレーキ
バッテリー :リチウムイオン(27.5Ah)
モーター :1000W
航続距離 :50km~60km
充電時間 :7時間
タイヤサイズ :20インチ
本体価格 :39万6000円
【主要諸元 COSWHEEL MIRAI 500(原付一種)】
全長×全幅×全高 :1630×600×1050mm
シート高 :770mm
重量 :35kg
ブレーキ :前後油圧式ディスクブレーキ
バッテリー :リチウムイオン(27.5Ah)
モーター :500W
航続距離 :70km~80km
充電時間 :7時間
タイヤサイズ :20インチ
本体価格 :31万8000円