電動キックボードなどが対象となる「特定小型原付」には、一般原付よりもコンパクトな専用ナンバープレートが用意されている。しかも、一部自治体では原付用と同様、オリジナルデザインの特別なプレートが選べる。

一般原付(50cc)の図柄入りナンバーも面白い

また、一般原付用のオリジナルナンバープレートは、柄などのデザインだけでなく形状もユニークなものが多く、各自治体の“センス” が競われている。

その原点は、2007年に愛媛県松山市が同市を舞台としNHKドラマにもなった小説「坂の上の雲」をイメージして交付開始した雲形プレートと、茨城県つくば市が国際学術都市をイメージしたTSUKUBAナンバーを交付開始したことにあり、現在まで続くオリジナルナンバープレート導入ラッシュの先鞭をつけた形となっている。

画像: 愛媛県松山市の元祖オリジナルナンバープレート。 参照元:松山市HP www.city.matsuyama.ehime.jp

愛媛県松山市の元祖オリジナルナンバープレート。

参照元:松山市HP
www.city.matsuyama.ehime.jp

ちなみに、一般原付のナンバープレートは、自動車やバイクのように国の法律に基づき交付されているわけではなく、あくまでも税金(軽自動車税)の種別を管理するための存在だ。いわば“税務上必要な管理票” として交付されているにすぎないため、自動車やバイクのものと比較して形やカラーなどの制約が少ないユニークなデザインにできる。

その中でもひときわ個性的と言えるのが、北海道根室市のご当地ナンバープレートで、形自体はオーソドックスだがデザインに自治体としてのメッセージが詰め込められた極めて特徴的なものといえる。

画像: 極めて個性的な北海道根室市の一般原付用ナンバープレート。 参照元:根室市HP www.city.nemuro.hokkaido.jp

極めて個性的な北海道根室市の一般原付用ナンバープレート。

参照元:根室市HP
www.city.nemuro.hokkaido.jp

形の観点では、埼玉県加須市のこいのぼり型や宮城県登米市のお米型、大阪府堺市の古墳型プレートなどがユニークなものとして挙げられる。

一般原付や特定小型原付(電動キックボード等)を購入する際には、自分の住んでいる自治体によってはこうしたオリジナルのナンバープレートがあることを念頭に、カスタムの一つとして選択してみてはいかがだろうか。

This article is a sponsored article by
''.