2023年9月1日、ミサワホームはトレーラーハウス「MISAWA UNIT MOBILITY『MOVE CORE』(ミサワ ユニット モビリティ「ムーブコア」)」を全国で発売した。戸建住宅と同等の構造なので、普段は別荘や宿泊施設などに用い、非常時には移動して仮設住宅にするなど幅広い利用が可能となっている。

戸建住宅と同等の住宅品質

「MOVE CORE(ムーブコア)」は、ミサワホームの一般の戸建住宅と同様に、高断熱・高耐力の木質パネル接着工法を採用し、木質パネルの製造から組み立て、内装仕上げまですべてを工場で生産する。「モノコック構造」により地震をはじめさまざまな外力が構造の一点に集中せず、建物の面全体に分散してバランスよく受け止めることで高い強度を実現している。

また外皮平均熱貫流率(Ua 値)0.59 の高い断熱性で夏も冬も過ごしやすく、遮音等級 Dr-35 の優れた遮音性により、ワークスペースや被災時に応急仮設住宅として使用する際にも、快適な生活を送ることができるとのことだ。

画像: 応急仮設のモデルデザイン。

応急仮設のモデルデザイン。

このほかにも、土台部分にインサイジング加工で防腐処理を行い、床パネル裏面には工場で防蟻シートを張る無公害防蟻工法を採用するなど、ミサワホームの住宅同等の優れた品質でユニットを製造している。さらに保証制度も設けられており、構造体・防水・防蟻・設備部品など上部ユニットの初期保証を1年、保守点検を受けた場合には構造体・防水・防蟻を5年保証されるので安心して利用できるだろう。

多目的に使用可能なデザイン

内装には戸建住宅と同じ設備を採用し、細部までこだわった住宅デザインによって居心地の良い上質な空間を実現している。また、収納空間として「蔵」を設けることで、リネン等をしまう事業者用の収納スペースにもなる。

画像: 蔵は中からも外からもアクセス可能な空間となっている

蔵は中からも外からもアクセス可能な空間となっている

「蔵」上部の小上がりは2人用のベッドとして使用でき、ベンチ収納は寛ぎの場として使えるなど一つの設備がマルチに利用できるようにデザインされるほか、ワークスペースやシャワーブース、洗面・トイレも選択可能。こうした充実した設備により、自然災害が発生した「もしも」のときには、応急仮設住宅としての利用も可能と、多目的に利用されることを想定した設計に仕上げられている。

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