2023年9月1日、ミサワホームはトレーラーハウス「MISAWA UNIT MOBILITY『MOVE CORE』(ミサワ ユニット モビリティ「ムーブコア」)」を全国で発売した。戸建住宅と同等の構造なので、普段は別荘や宿泊施設などに用い、非常時には移動して仮設住宅にするなど幅広い利用が可能となっている。

巧みな空間設計

そして、ミサワユニットモビリティ「ムーブコア」は、車検対応のトレーラーシャーシにより自由に移動可能だ。車両および車両積載物であるため、建築物に伴う許認可も不要となる。また、さまざまな用途で使用するトレーラーハウスならではの設備として、糊や釘を使わず容易に施工できる乾式内装を提案。耐久性やメンテナンス性に優れ、用途にあわせた内装変更も可能になっている。

また、正方形のユニットを組み合わせることでソファやテーブル、ベッドなど多様に使えるモジュールファニチャーや、広さを調整できる可動式ベッドなど、可変性に優れたオリジナル家具を採用。こうしたアイテムは、ミサワユニットモビリティ「ムーブコア」での実績をもとに、今後の戸建住宅の商品開発にも生かされるようだ。

画像: 昼間は収納に、夜間は移動してベッドになるマルチパーパス設計

昼間は収納に、夜間は移動してベッドになるマルチパーパス設計

エクステリアでは、設置・取り外しが容易で施工品質に優れた乾式外構を提案。カゴのなかに石を詰めて外構の壁とする蛇篭は、モルタルを使わないため工期短縮ができ、繰り返しの利用も可能で環境負荷の低減に貢献する。木の風合いが豊かな100%リサイクル素材「M-Wood2」を使用したウッドデッキは、用途に合わせてサイズ・形状を設定できる。

さらに、災害時に停電や断水などで電気や水、通信が使用できない状況を想定し、公共のインフラに依存せず生活できるオフグリッドなオプションも選択可能で、自然発電するための薄型軽量の太陽光発電システムや発電した電気を有効活用する蓄電池、電気自動車から電気の供給を受ける「クルマde給電」が用意される。使用した水を再利用できる水循環利用システムや山間部や災害時でも通信可能な衛星通信の設置も可能なため、主要インフラである電気と水道を自力で供給できるシステムとなっているのだ。

今後の一般販売はあるのか

ミサワホームの一般的な住宅とは異なり、B to G、B to Bを主に想定して開発された商品であるため、メーカー直販、かつ一般販売窓口はないそうだ。ただ、一般ユーザーからの問い合わせがあった場合は応じてもらえるそうなので、800万円から買えることや、自由に移動できるというメリットを活かした "プチ別荘" 的な使い方もできるだろう。

普段は宿泊施設として、非常時には仮設住宅としてマルチに使える「ムーブコア」が切り開いた「ユニットモビリティ」の展開に要注目である。

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