KINTONEから発売されている特定原付規格に対応した電動キックボード「KINTONE Model One S」が、国土交通省が制定した性能等確認制度の認証を取得した。この認証を取得した製品は、公的に保安基準を満たしたものであり、安心して利用することができる目安となる。

特定原付とは

2023年7月1日に新設された「特定原付」の内容は以下のとおりである。

・免許不要(但し16歳未満の購入、運転不可)
・ヘルメットは努力義務
・ナンバープレートの取付けおよび自賠責保険の加入が必要
・最高速度表示灯の装備が必要

画像: 特定原付と一般原付の違い

特定原付と一般原付の違い

また、特定小型原付には速度によって3つのタイプが存在する。
1、最高速度 6km/h未満に制限
2、最高速度 20km/h未満に制限
3、上記1、2の切り替えが可能

KINTONE Model Oneは、このうちの3のタイプとなっているので、走行モードを切り替えることにより、一部の歩道を走行することができる。

特定原付の性能等試験とは

性能等試験とは、国土交通省が令和4年12月に特定原付に関する保安基準を整備するとともに、保安基準適合性等を確認するために創設した制度。安全基準の検査を行うのは、国土交通省より依頼を受けた公益財団法人日本自動車輸送技術協会、通称JATAだ。

このJATAで自動車やバイクと同等の厳しい性能検査を受け、検査に合格することで、認証済みのシールが貼付される仕組みとなっている。

また、「KINTONE Model One S 」は、特例特定小型原動機付自転車としても適合しているので、自転車走行可の歩道も走行できる。走行時はモードを切替え最高速度を6km/hに設定。緑色のランプで最高速度表示を行い走行する。

画像: 性能等確認制度は、保安基準を満たしたモデルであると公的に証明するもの

性能等確認制度は、保安基準を満たしたモデルであると公的に証明するもの

特定小型原付は、保安基準に適合するものでなければ移動に使うことはできず、保安部品が揃っていなかったり、保安基準を満たしていなければ、特定小型原付として公道を走行できない。法律が新しいということもあり、保安基準を誰もが十分に理解しているわけではないので、購入時には購入者自身が十分に注意する必要がある。

KINTONE Model One Sの主なスペック

【充電時間】 5~6時間
【走行距離】18km(標準バッテリー)~30km(大容量バッテリー)
【最高速度】 公道走行モード:20km/h 歩道走行モード:6km/h
【バッテリー容量】標準:6Ah大容量:9.6Ah
【サイズ】展開時:1180mm×430mm×1140mm 折り畳み時:1180mm×430mm×490mm
【タイヤサイズ】 8.5インチ
【重量】 14kg
【体重制限】100kg
【保証期間】購入より6ヶ月

This article is a sponsored article by
''.