株式会社西武ホールディングスとマイクロモビリティサービス「BIRD」を日本で展開するBRJ株式会社は、西武鉄道拝島線エリアにおける交通利便性の向上および公共交通機関の利用促進を目的として、2023年7月5日(水)〜2024年3月31日(日)まで、電動キックボードシェアリングBIRD(以下、「BIRD」)を活用した実証実験を開始した。

公共交通を補完する役割を期待

去る2023年7月1日から施行された改正道路交通法により特定小型原動機付自転車、いわゆる「特定原付」という区分が新設されたのはご存じのとおり。16歳以上は運転免許証が不要、ヘルメットの着用が努力義務になったことで、条件を満たす電動キックボードが手軽に利用できる新たな交通手段として注目を集めている。

同時に、拠点駅から目的地までのいわゆる二次交通に課題を抱える地域では、バスなどの公共交通を補完する短距離移動の手段としての役割を期待されているほか、観光地での移動手段として観光産業への利用も始まっている。

東京西部を中心に国内で電動キックボードのシェアリングサービスを展開しているBRJは、警察と連携した電動キックボードの安全啓発やテクノロジーを活用した安全対策のシステムの構築など、安全な電動キックボードの普及活動をおこなってきた。

去る6月1日からは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と株式会社ナビタイムジャパンとの共同による「日本初の電動キックボード専用カーナビ」の実証実験も開始している。

西武ホールディングスは、利用者のシームレスな移動や暮らしの実現を目指し、さまざまなMaaS関連の取り組みを実施している。鉄道やバスだけでなく、さまざまなモビリティサービスとの連携やグループ内外のデジタルサービスとの連携の可能性を探っている。

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