2023年3月27日、JALとJR東日本は、日本からハワイへ旅行に行くユーザーを対象としたMaaSの実証実験を始めた。JALの「HAWAIICO(ハワイコ)」で、旅行プランニングサービス機能をリリース。「JR東日本アプリ」とも連携し、日本国内での移動もサポートする。

今までの協力関係

2018年にJALからローンチした「HAWAIICO」は、日本でも現地でもハワイを満喫できるスマートフォンアプリ。現地の最新情報や「チップ計算機能」などの便利ツールまで、ハワイ旅行を楽しめるコンテンツを多数搭載している。

一方、JRもJALグループの国内線とJR東日本の主要路線などの運行状況を組合せ、タイムリーな経路探索が可能となる「リアルタイム経路探索」機能を「JAL MaaS」に提供してきた。

ハワイ旅行の計画づくりが簡単に

「旅行プランニングサービス」の利用方法は

①「HAWAIICO」アプリのプランニングモビリティページ上から、「旅行プランニングサービス」ボタンを選択

②旅行日程・往復便名などの基本情報を入力

③目的に合ったモデルコースやおすすめスポットをもとに、自由に旅行プランを作成

④必要に応じ、現地交通手段の情報の確認や予約をする

画像: 1アプリ内完結ではなく、各サービスと連携して使用する形式。

1アプリ内完結ではなく、各サービスと連携して使用する形式。

JALによれば“これまでは「自宅から空港」、「日本からハワイ」、「空港からホテル」といった、シーンごとに分断されていた旅行の各過程が、「陸」のJRと「空」のJALの連携により、ひとつのシームレスな旅行体験となることを目指す”とのことだ。

なお、本実証実験は2024年3月31日までとなる。将来の陸海空全ての移動サービス事業者が連携するMaaSの実現に向けた第一歩として、期待できる取り組みであることは間違いない。

今後も、両社は本実証実験をはじめとし、国内外におけるお客さまの移動にまつわるニーズに寄り添った取り組みを共同で検討していくとのことなので、旅行の行程がいっそう便利になることを期待したい。

画像: 現地で手配できるサービスの例

現地で手配できるサービスの例

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