Stellantisジャパン、ジャックス、ジャックスリースの3社は、フィアット・ブランド初のEV「フィアット500e」の中古車を対象として、サブスクリプション型リースサービス「500e Used Car FIAT ECO PLAN」と、個人向けリースサービス「500e Used Car パケット FIAT」を開発。2023年4月4日より、全国のフィアット正規ディーラーで取り扱いを開始した。

サブスクはすべてが込み込み

フィアット500は日本でも人気の高いイタリヤの国民車だが、これがEVに生まれ変わってフィアット500eとなった。従来型のイメージを踏襲しながら、全体の96%が新設計となっている。電動ソフトトップのオープン仕様もラインナップ。バッテリー容量は42.0㎾hで、一充電航続距離は335㎞(WLTCモード)。日本発売は2022年6月25日からで新車販売はサブスクまたはリースのみとなっている。

サブスクリプション型リースと個人向けリース。名称こそ異なるが、どちらも毎月一定の金額を支払うことでクルマを一定期間自由に乗ることができるサービスだ。ただし、もちろんのこと違いはある。

サブスクリプション型と呼ばれるリースでは、一般的に、自賠責保険、各種の税金、定期点検代や消耗部品の交換費用、さらには任意保険に至るまで、使用過程における費用をすべて丸抱えしたサービスを提供する。

契約期間は比較的短く、1〜3年間ほどに設定しているケースが多い。契約の途中解約や更新・延長も可能だ。費用はやや高めだが、すべてをディーラーに任せたい人や短期間でクルマを乗り換えたい人に向いている。

個人向けリースの場合は、任意保険は利用者が加入しなければならない。また故障を含めメインテナンス費なども利用者が負担しなければならないサービスがほとんどで(例外もあるが)、相応の負担が発生することがある。また契約期間は長期であることが多い。そのぶん、月々の利用料は抑えることができるのがメリットと言える。

自らのライフスタイルに合わせてプランを選択

新たに発表された「500e Used Car FIAT ECO PLAN」は、サブスクリプション型リースに分類できる。頭金や税金の支払い、契約期間中の整備点検費用はすべてサービスに組み込まれており、月々の定額利用料のみで車両に乗ることができるので、気軽に500eの魅力を味わうことができる。

さらに年齢や保険等級を問わない任意自動車保険がセットとなるほか、車両保険や万一の際の弁護士費用、ボディやガラス、タイヤなどの補償を含むプランとなっている。

また、前述のとおり一般的なリースでは契約期間が長く、ほとんどのケースで途中解約の場合は違約金が発生してしまう。「500e Used Car FIAT ECO PLAN」は、メーカー基本保証が適用される3年契約が基本。希望すればさらに2年間の延長も可能だ。途中解約の場合にも、初度登録日の翌月から6カ月ごとの更新月に清算金を支払うことで、早期に契約を終了することができる。

費用を可能な限り抑えたいというユーザーには、同時に発表された個人向けカーリース「500e Used Car パケット FIAT」もある。

こちらは5年間の契約が基本で、任意自動車保険を除き(オプションで追加可能)、クルマにかかる費用を含んだ月々定額払い方式のメンテンナンスパッケージリースになっている。メーカー保証や車検費用なども含まれているので、一般的なリースよりも融通が利くサービスだ。

どちらも500eの魅力をより幅広い層にアプローチすべく、新たに中古車にも対応したリースサービス。面倒なことはすべてディーラーにお任せにしたい、あるいはEVに興味はあるが新車購入には踏み切れないなら「500e Used Car FIAT ECO PLAN」。5年間乗り続けるつもりはあるが、費用はできる限り抑えたいというなら「500e Used Car パケット FIAT」を検討してみるのもいいだろう。

かつては、クルマを所有するには現金一括払い、あるいはローンで購入するのが当たり前だった。しかし、音楽や動画配信などサブスクリプションサービスが日常に溶け込んでいるいま、クルマの所有形態も変わろうとしているのだ。

なお詳細については下記のサイトを参照してください。
■500e Used Car FIAT ECO PLAN
https://www.fiat-auto.co.jp/fiat_eco_plan/500e_used/
■500e Used Car パケット FIAT
https://www.fiat-auto.co.jp/pacchetto_fiat/500e_used/

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