バッテリー容量の拡大も
今回の仕様変更の目玉は、駆動方式をFWD(前輪駆動)からRWD(後輪駆動)へと変更するというものだ。また、自社開発のDCモーターは、最高出力が170kWから175kWへと約3%向上し、最大トルクも330Nmから420Nmへと約27%と大幅に向上している。
コンパクトシティSUVである「XC40」のEVバージョンとして、2022年5月に日本導入された「XC40リチャージ」。シングルモーターのFWDモデルと、ツインモーターのAWD(全輪駆動)モデルがあり、今回、シングルモーター仕様がRWDとなったのだ。
さらに駆動用のリチウムイオン電池も69kWhから73kWhへと約5%容量アップしている。ただし、日本仕様の一充電走行距離(WLTCモード)は未定とされている。
それ以外にも、「Google Apps and Service(Googleアプリ/サービス)」および「Volvo Cars app(ボルボ・カーズ・アプリ/テレマティスサービス)」の無償利用期間を4年から5年へと延長した。
また、ワンペダルドライブに自車両の前に他車両がいない場合、コースティング走行を可能とする「オートモード」を追加。新外装色「クラウドブルー」と「ヴェイパーグレー」を追加。メタリック・ペイント、プレミアムメタリック・ペイントの無償化も行われている。
車両価格は、「C40リチャージ Plus Single Motor」で699万円、「C40リチャージ Ultimate Single Motor」で739万円。「XC40リチャージ Plus Single Motor」で679万円、「XC40リチャージ Ultimate Single Motor」で719万円となる。