ゲーミングPCの世界的ブランドとして知られるMSIは、2025年7月末より、EVおよびPHEV向けの普通充電器を発売。日本のEV市場へ本格参入を果たした。そんなMSIのEV充電器は、どのような特長を持っているのかを解説しよう。

【MSIの挑戦 記事一覧】
・第1回 世界的ゲーミングPCメーカー、MSIがEV充電器市場に参入した背景にあった冷却技術とは

文: 鈴木ケンイチ
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ゲーミングPC界の巨頭がEV充電事業に参入

ゲーミングPCやeスポーツの世界で大きな存在感を放つのが台湾のMSIだ。

1986年にPC用マザーボードやグラフィックカードを製造するパーツメーカーとして起業。2003年にノートパソコンとタブレット市場に完成品メーカーとして参入するやいなや、2007年には、世界初のオーバークロック対応ノートPC「GX600」を発売し、ゲーミングPC市場で存在感を高めた。そして、2016年にはゲーミングノートPCの世界市場シェア1位を獲得したのだ。

2020年代になると、AIoTおよびスマートエネルギーなど、多様な産業分野へ事業領域を拡大。2023年にはEV充電事業へ参入すると、さっそく台湾において大きなシェアを獲得する。そして2025年7月末からは日本市場でもEV充電事業のビジネスをスタートしている。

現在、展開されているMSIの充電器

そんなMSIが今、展開している交流普通充電用のEV充電器は、3つのシリーズがある。

主力モデルとなるのがスタイリッシュな黒い筐体を特長とする「EVシリーズ」。続いて、コンパクトで白い筐体の「Ecoシリーズ」(日本では未発売)。こちらは三相交流200Vにも対応が可能だ。そして近日発売を予定している、ポータブルタイプの「EZgo」となる。

「EVシリーズ」には3種、「Ecoシリーズ」は2種のグレードが用意されており、多様なニーズに対応できるようになっている。

具体的なグレード展開を各シリーズで見ていくと、「EVシリーズ」はシンプルな「EV Life」とミドルグレードの「EV Life Plus」、そして上位「EV Premium」の3種。「Ecoシリーズ」は、基本の「Eco Life」と上位の「Eco Premium」の2種だ。「EZgo」は機能をそのままに白と黒のふたつのボディカラーが用意されている。

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