バイクなみの維持費、クルマの利便性を兼ね備えた三輪車
カーターは、これまでガソリンエンジン搭載のトライク「APtrikesシリーズ」の輸入・販売・整備を手がけてきたモビリティ企業で、今回発表された「GOAT180」は、180ccのガソリンエンジンとCVTを採用したモデルだ。

全4色のボディカラーをラインナップする。
ちなみに、トライクとは、道路交通法で「普通自動車」に、道路運送車両法で「側車付軽二輪」に区分される車両のことを指しており、クルマとバイク両方の要素を兼ね備えたユニークなモビリティである。
【トライクの主な要件】
・バイクのようなハンドルバー方式の舵取り装置を備えること
・三輪車であること
・またがり式の座席を備えること
・運転席の側方にドアはなく、開放されていること
クルマとしての要素は「普通自動車免許が必要」で「ヘルメット着用義務がない」ことで、バイクとしての要素は「シートベルト不要」、「車検不要」、「車庫証明不要」、「任意保険料がバイクと同額」になる点が挙げられる。クルマとバイクのいいとこ取りが狙える、知る人ぞ知るニッチなジャンルなのだ。
「GOAT180」というモデル名は、「Greatest Of All Time(史上最高)」を意味し、AT限定免許でも運転可能なCVT仕様のおかげで、操作性や敷居を低くすることが図られている。
車両重量300kgの車体を、最高出力13.2kW(17.95ps)、最大トルク16.9Nmのエンジンで駆動するため、スポーツ走行を楽しむタイプのクルマではない。メーカー推奨の安全走行速度も50km/h未満とされているので、高速走行は控えるべきだろう。
なお、トライクは法律上サイドドアを設置できないが、その代わりとしてサイドレインカーテンが付属する。ただし、標準では設置されておらず、取り付け時は穴あけ加工が必須なこと、取り付け工賃が別途かかる点に注意が必要だ。

サイドレインカーテンを取り付けると、風雨を凌げるようになる。
気になる車両価格は99万円、開発段階から問い合わせが相次ぐ人気モデルであることから、予約受付は抽選方式で行われるという。
第一次抽選予約期間は2026年8月22日から9月6日まで、抽選結果は9月10日以降順次通知される。初回ロットの日本入荷は2026年11月頃、以後1~2か月程度の間隔で順次入荷する計画である。第二次抽選予約期間は9月7日から9月20日まで、結果は9月24日以降に通知される予定だ。

フロントシートに1名、リアシートに2名乗車できる。
クルマでもバイクでもない、ユニークなモビリティに興味がある人はぜひ、チェックしてみてはいかがだろうか。
【GOAT180 主要諸元】
全長×全幅×全高 :2300×1100×1700mm
車両重量 :300kg
エンジン種類 :水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
最高出力 :13.2kW(17.95ps)/8250rpm
最大トルク :16.9Nm/6500rpm
トランスミッション :CVT
駆動方式 :RWD
燃料・タンク容量 :レギュラー・14L
車両価格 :99万円
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