ソーラーパネル搭載の三輪EVを欧州に展開
EVジェネシスが開発している小型三輪EV「3 RUOTA(スリー ルオータ)」は、折り曲げ可能なソーラーパネルをルーフ部分に搭載したソーラーカーだ。搭載バッテリーの容量に応じて、50kmまたは180km走行できるほか、「ペロブスカイト太陽電池」により、太陽光発電による電力だけで1日に25〜30km走行可能とされている。

ルーフ部分にソーラーパネルが搭載されている。
道路運送車両法で「側車付軽二輪」区分され、いわゆるトライクに該当することから「普通自動車免許が必要」で「ヘルメット着用義務がない」、「2人以上乗れる」などクルマとしての利便性に加えて「シートベルト不要」や「車検不要」、「車庫証明不要」といったバイクとしてのメリットも兼ね備えている点は嬉しいポイントだ

前後にシートを配置している。
ちなみに、駆動用バッテリーは安全性と熱安定性に優れたリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LFP)を採用しており、ソーラーパネルによる充電、100V家庭用コンセントによる充電(6〜8時間)に対応している。
EVジェネシスは今回、この「スリー ルオータ」において、EU加盟国全域でのナンバー取得・公道走行に必要な型式認証「WVTA(欧州車両型式認証)」を取得を記念して、30台限定の特別仕様車を販売開始。さらに、2027年の欧州市場参入に向けてグローバル展開を推進していく方針を発表した。
日本発のソーラーカーが世界でも注目を集めることになるのか、今後の展開にも期待が高まっている。
【スリー ルオータ 主要諸元】
| バッテリー(オーダー時選択) | LFP/セルフヒーターフィルム内蔵LFP/ナトリウムイオン |
| 航続距離 | LFP(タイプS):50km |
| LFP(タイプL):180km | |
| 充電時間(100V充電) | タイプS:6時間 |
| タイプL:8時間 | |
| 最高速 | 50km/h |
| 定格出力 | 1500W / 2000W |
| 車体サイズ | 全長×全幅×全高:2270×1190×1570mm |
| 車体重量 | 車体重量:206kg |
| バッテリー重量 | タイプS:25kg、タイプL:45kg |
| タイヤサイズ | 前輪:130/60-13後輪:135/70-12 |
| ホイルベース | 1617mm |
| ステアリング | バーハンドル方式 |
| サスペンション | 前後油圧式 |
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