歩き以外の運動には不向きか
「WIM S」の紹介文に、ランニングにも使えるとの記載があったので実際にチャレンジしてみることにした。結論としては、エアモード・ハイキングモードともに足の動きとアシスト動作にズレを感じ、高負荷のアクアモードでは抵抗により足を速く動かしにくい。ランニング用途での利用は難しく慣れが必要だろう。

ランニングでは、足の動きとアシスト発動のタイミングが一致していない感覚がある。
これは、おそらく歩行とランニングで足さばきが異なるからかもしれない。歩行では左右の足の動作が連続しているのに対して、走る時は足を上げてから滞空時間が発生するため、「WIM S」のAIアシスト連続動作とギャップが生まれることになる。モーターに負担がかかり破損する可能性もあるので、「WIM S」はあくまでも「歩行支援ツール」として利用するのが良いだろう。
そしてもうひとつ、自転車運転時に装着したらどうか検証してみた。平地走行のような低負荷のペダル走行では、足の引き上げ・振り下ろし動作を勝手にやってくれるので、スイスイと快適に行える。ただし、期待していた「電動アシスト自転車を運転しているかのようにラクさ」とは少し違う。そこまで強力なパワーではないため、上り坂では自分自身の純粋な脚力が試されることになる。
また、減速時や信号待ちの停車時は、足の上げ下げを続けようとするアシストパワーを振り切ってペダルの回転を止めなくてはならず、同製品を装着したまま自転車に乗るのは危険だということがわかった。

平地の巡航であれば、スーツのアシストだけでも維持できる。停車時はそのパワーを振り切って足の動きを止めなくてはならないので、
結論:20代男性でも歩行サポートの恩恵を実感できる
今回の検証では、20代男性がさまざまなシチュエーションにおいて歩行支援ロボット「WIM S」をハードに利用してみた。歩行領域においては、モード別の歩行アシストや高負荷トレーニングが有効に機能する一方、ランニングでは少し違和感が生じることがわかった。
若者が利用する場合、簡単かつ目立たずに装着できる点や専用アプリから消費カロリーや運動分析ができることを踏まえ、おさんぽダイエットを楽に行うためのツール、あるいはリハビリの補助器具として活用できるだろう。

階段の上り下りも楽に行える。
あるいは、おじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントし、普段は家族用として、たまに自分が楽ちんダイエット用途に使うといったやり方も面白いかもしれない。
「WIM S」の販売価格は39万6000円で、32カ月の長期レンタルプラン(月額1万5800円)や、短期のお試しを想定したサブスクプラン(月額2万8600円)も用意されている。グロービズ公式HPから、30分の無料試着体験会予約できるので、興味がある人は問い合わせてみてはいかがだろうか。
【体験してみたシリーズ】唯一無二の個性を持つ、四輪の特定小型原付に試乗してみた

【試乗】約50万円で買える免許不要のミニEV「ブルージェー」がまもなく発売。自転車サイズの屋根付き四輪特定小型原付で、FCEVモデルも展開 - スマートモビリティJP
smart-mobility.jp【体験してみたシリーズ】ダイハツのシニアカーに乗ってみた
【体験してみたシリーズ】ひとり乗りEV「mibot」に乗ってみた



