除雪専用ドローンが進化
除雪ドローンは、その名のとおり除雪機能に特化した無人除雪機。今回発表された2026年モデル「SRD-F11RC2」では、除雪性能はそのままに、従来は1ピース構造のFRP製だったボディカウルを、前後分割式2ピース構造の金属製に変更した。
これにより耐候性が向上するとともに、全高を低く抑えることで狭い場所での作業性が向上。また、上面をフラットな形状にして機器の搭載やカスタマイズができる拡張性を実現しているほか、除雪作業だけでなく、小型無人建機としての幅広い用途に対応するオプションパーツも追加されている。

自動運転ユニットもオプションパーツで用意される予定。
この2026年モデルは、2025年12月から順次販売が開始される予定だ。2025年11月26日〜28日にかけて開催される「産業交流展 2025」(東京ビッグサイト西展示棟/入場無料)にて実機が展示されるというので、気になる人は足を運んでみてはいかがだろうか。
【2026年モデルの特徴】
・FRP製1ピース構造から金属製2ピース構造(前後分割式)へ刷新し、耐候性・メンテナンス性を強化
・全高を低く抑えることで、車庫・倉庫・住宅周辺など狭所での作業性を向上
・フラットな上面形状により、カスタマイズや追加装備が容易
・除雪能力・走行性能・バッテリー性能は従来モデルと同等
【新オプションパーツ】
・ブレーキ装備モーター+ブレーキボタン:ボタン操作で4輪同時にブレーキが作動し、安全性と斜面や積載時の利便性を向上
・誤操作防止機構:起動時の誤操作や低電圧時の誤動作を防止し、初心者にも安心
・ワンウェイオフセットプレート:除雪時に雪を片側へ寄せることが可能
・牽引フック用メンバー:牽引用途に便利
・交換対応バッテリー:バッテリーがなくなっても、すぐに充電済バッテリーに交換できます
・電動草刈アタッチメント(開発中、2026年度予定):30度の法面でも草刈ができるアタッチメント
・自動運転ユニット(開発中、2026年度予定): GNSSを利用した自動運転機能。FPVカメラ、2D Lidarも装備し安全性を確保。
【展示情報】
展示会名称:東京都 産業交流展 2025
日時:2025年11月26日(水)〜11月28日(金)
場所:東京ビッグサイト西展示棟
出展ブース:西展示棟アトリウム(中央広場 東京都ベンチャー技術大賞ゾーン)ブースNo.「べ ー 9」
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