2025年5月17日・18日に東京ビッグサイトにて開催されたフォーミュラEとの併催イベント「TOKYO GX ACTON CHANGING」では電動モビリティの展示も行われた。世界最大の電動二輪モビリティメーカーYADEA(ヤディア)が開発した特定小型原付区分の電動バイク「TRP-01T」に試乗する機会を得たので、走行感覚をレビューしたいと思う。

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海外ではハイパワーモペッド、航続距離110kmの電動バイク「TRP-01T」

世界最大の電動二輪モビリティメーカーYADEAが手がける電動バイク「TRP-01T」は、ブラックの車体フレームとホワイトウォールタイヤが組み合わさることで、クラシカルバイクのような見た目が印象的なモデルだ。

画像: ブラックの車体×ホワイトウォールタイヤという、クラシカルな見た目が特徴。

ブラックの車体×ホワイトウォールタイヤという、クラシカルな見た目が特徴。

48V・500Wのハイパワーモーターを搭載し、前後輪ともに制動力の強い油圧式ディスクブレーキを採用しているため加速・減速はスムーズそのもの。

というのも、同製品はもともと海外では750Wモーター搭載のハイパワーモペッドとして販売されているモデル。日本仕様では500Wモーターへの換装とペダル撤去により、特定小型原付区分にしている(=モーターパワーをデチューン)ので、制動力含めた車体設計には余裕があるというわけだ。

車体重量も電動バイク相当(36kg)で、一般的な特定小型原付(15〜25kg程度)よりも重いため、どっしり感のある安定した乗り心地がもたらされている。

また、ファットタイヤと前後サスペンションにより、段差を乗り越える際でも衝撃を気にせず快適に走行することができるのは同製品のアドバンテージと言えるだろう。

画像: 前後サスペンションとファットタイヤにより路面からの衝撃が吸収されるため、快適な乗り心地が確保されている。

前後サスペンションとファットタイヤにより路面からの衝撃が吸収されるため、快適な乗り心地が確保されている。

車体カラーはブラックのみ、車両価格は33万円で販売されている。

ちなみに同製品の派生車種として、電動アシスト自転車「TRP-01(29万7000円)」も販売されているほか、YADEAは今後、原付一種や普通自動二輪以上の電動バイクも順次発売を予定している。

【主要諸元YADEA TRP-01T】

全長×全幅×全高1730×600×1050mm
重量36kg
耐荷重非公開
ブレーキ前後油圧式ディスクブレーキ
歩道走行モード対応なし
バッテリーリチウムイオン(48V・20Ah)
定格出力500W
最高出力非公開
登坂性能26%
航続距離110km
充電時間7時間
タイヤサイズ20インチ
防水性能IPX5
本体価格33万円

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