2025年4月1日、出光興産、名鉄バス、名鉄エリアパートナーズの3社は、バイオ燃料「出光リニューアブルディーゼル(IRD)」を使用した公道運行の実証を開始。導入路線は名鉄バス津島営業所が運行する近距離高速バスとなる。

廃油を原料に製造した燃料「リニューアブルディーゼル」

「出光リニューアブルディーゼル(IRD)」は、出光興産が2024年12月に販売開始したリニューアブルディーゼル燃料で、廃食油や植物油などの油脂系原料に水素化処理などを行って製造する軽油の代替燃料だ。

燃焼時にはCO2を排出するものの、原料となる植物が成長過程でCO2を吸収するため、CO2排出量は実質ゼロと見なされるカーボンニュートラルな燃料とみなされている。

これまで出光興産は、欧州EN規格(日本のJIS規格に相当)に適合したリニューアブルディーゼル燃料を海外から調達し、独自の規格で品質を担保した商品「IRD」として、建設現場における機械向けなど公道以外での使用に限定して供給してきた。

画像: これまでは、建設現場の機械向けなど公道以外での使用に限定して供給されていた。

これまでは、建設現場の機械向けなど公道以外での使用に限定して供給されていた。

今回の実証では、出光興産が名鉄エリアパートナーズを通じて名鉄バス津島営業所に「IRD」を供給し、名鉄バスが「IRD」を使用した路線バス1台を運行することで、はじめて公道走行に用いられることになる。

実証期間は2025年4月1日から2026年3月31日までの1年間で、名古屋・長島線の名鉄バスセンター・長島温泉間で実際に乗客を乗せて1日最大4往復運行される。

3社は、IRDを使用したバスが支障なく運行できることを確認するとともに、燃料の調達から供給、運用、メインテナンスまでのプロセスを総合的に検証し、環境にやさしい交通の実現・拡大を目指すとしている。

【運行概要】
・運行営業所:名鉄バス津島営業所(愛知県津島市大坪町)
・運行台数:近距離高速バス1台(運転士を含む定員66名)
・運行時期(予定):2025年4月1日(火)~2026年3月31日(火)
・運行系統(予定):名古屋・長島線(名鉄バスセンター〜長島温泉)、上下線(片道36km)、1日最大4往復
・CO2削減量(推定):年間約69トン

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