2024年10月15日、SWALLOW合同会社は 「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024(ジャパン モビリティ ショー ビズウィーク 2024」にて、新型電動バイク「Fiido L3 PRO」を発表した。特定小型原付としては圧倒的な航続距離120kmを誇るニューモデルで2025年1月に販売開始予定だ。

一般向けは航続距離60kmに抑えて安価に設定

SWALLOWは日本電動モビリティ推進協会(JEMPA)に加盟する日本の電動モビリティメーカー。電動バイクの「Fiido Q1S」や、電動キックボードの「ZERO9 Lite」など、免許不要で乗れる特定小型原付区分の電動二輪車をメインに取り扱っている。

今回発表されたのは「Fiido L3 PRO」という、16歳以上が免許不要で乗れる「特定小型原付」に区分される電動バイクは、23.2Ahという超大容量バッテリー採用により最大航続距離120kmを実現しつつ、車体重量を23.5kg(60kmの一般向けモデルは20.5kg・開発目標値)に抑えている点が最大の特徴と言える。

画像: 折りたたみ自転車のような見た目の電動バイクだ。免許不要な特定小型原付自体が自転車なみの電動モビリティ区分なので、親和性は高いと言えるだろう。

折りたたみ自転車のような見た目の電動バイクだ。免許不要な特定小型原付自体が自転車なみの電動モビリティ区分なので、親和性は高いと言えるだろう。

レンタルやシェアリング専用モデルは、航続距離120kmのフルスペック仕様で想定価格は23万円(発売時までに変更の可能性あり)、一般ユーザー向けモデルでは、航続距離を半分の60kmにすることで車体価格を10万円台に抑えて展開されるという。

モーター出力は350Wとミドルスペックに感じるものの、トルク重視のギアを搭載したことでハイエンドモデル並みの登坂能力を実現し、防水性能もIP34の「Fiido Q1S」に対して、IP54に向上している。

代わりにオートクルーズ機能やサスペンションは廃止されているため、長距離を走れる自転車感覚の電動バイクとしての「Fiido L3 PRO」と、サスペンションやバスケット、オートクルーズ機能など日常使いに便利な短距離向け電動バイクの「Fiido Q1S」をニーズに合わせて選択することになる。2025年1月の発売開始が予定されているので、気になる人は続報を待とう。

【主要諸元 SWALLOW Fiido L3 PRO(シェアリング向け・開発中につき参考値)】
全長×全幅×全高     :1240×580×1040mm
重量          :23.5kg(目標値)
耐荷重         :120kg
ブレーキ        :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応   :ーーー
バッテリー       :リチウムイオン(48V・23.2Ah)
モーター        :350W
航続距離        :120km
充電時間        :ーーー
タイヤサイズ      :14インチ
防水性能        :IP54
本体価格        :未定

【主要諸元 SWALLOW Fiido L3 PRO(一般ユーザー向け・開発中につき参考値)】
全長×全幅×全高     :1240×580×1040mm
重量          :20.5kg(目標値)
耐荷重         :120kg
ブレーキ        :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応   :ーーー
バッテリー       :リチウムイオン(48V・10.4Ah)
モーター        :350W
航続距離        :60km
充電時間        :ーーー
タイヤサイズ      :14インチ
防水性能        :IP54
本体価格        :未定

※2024年10月18日、記事内容を一部修正しました。

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