2024年3月11日から3月24日にかけて、森下仁丹がS.RIDE株式会社とともに「#タイムスリップ仁丹タクシー」キャンペーンをを実施し、昭和50年代のタクシーの雰囲気を再現した特別なタクシーを運行する。また、昭和時代の大阪で「銀粒仁丹」を全車両で降車時に運転手から手渡していたことにちなんだサンプリング施策も実施するそうだ。

昭和50年代レトロをタクシーで体験

森下仁丹が「#タイムスリップ仁丹タクシー」というリブランディング特別企画を実施している。昭和時代の大阪でタクシーの運転手が「仁丹」を乗客に配っていたというエピソードにちなみ、約120年の歴史の中で「仁丹」が最も売れた昭和50年代の光景を車内で再現して、昭和にタイムスリップしたような体験ができる特別なタクシーキャンペーンだ。

画像: 昭和レトロなポスターが車内に散りばめられている

昭和レトロなポスターが車内に散りばめられている

ちなみに運行する101台のタクシーのうち1台は、「銀粒仁丹」のパッケージカラーである「緑」と「金」のツートンカラーのデザインを昭和時代のタクシーの定番である「トヨタ クラウン」の外装に施し、車内を昭和50年代当時に再現した。また、昭和時代の大阪でのエピソードを再現した運転手から「銀粒仁丹」が手渡されるサンプリング施策も行われる。

「#タイムスリップ仁丹タクシー」概要

走行期間は2024年3月11日から3月24日までで、走行場所は東京都内23区、武蔵野、三鷹地区。合計101台のうちの1台が前述のフルラッピング仕様車両となり、そのほかのCanvas車両100台では、空車時にモビリティ車窓メディア「Canvas」を活用した「銀粒仁丹」の広告が掲示される。

また、タクシーサイネージメディア「GROWTH」にて「銀粒仁丹」のコンセプトムービーを放映し、降車時にオリジナルの乗車証と「銀粒仁丹」も配布されるそうだ。

画像: 利用者には降車時に銀粒仁丹が手渡しされる

利用者には降車時に銀粒仁丹が手渡しされる

配車はタクシーアプリ「S.RIDE」を利用し、「#タイムスリップ仁丹タクシー」のアイコンをタップして「使用する」を選択すれば完了する。ただし、フルラッピング車両とCanvas車両の2種類があるが、特定の車種を選んで配車することはできないため、フルラッピング車両に乗ることができた利用者はラッキーと言えるだろう。

銀粒仁丹とは

今回利用者に配布される「銀粒仁丹」は、気分不快、口臭、二日酔い、宿酔、胸つかえ、悪心嘔吐、溜飲、めまい、暑気あたり、乗り物酔いに効能効果を持つ医薬部外品の口中清涼剤。1粒に厳選された16種類の生薬が配合され、表面を銀箔でコーティングすることにより保存・携帯性が高められている。

画像: 1929年の誕生以来、90年以上同じ製法で作られている

1929年の誕生以来、90年以上同じ製法で作られている

森下仁丹HPによると、同製品のルーツとも言える「赤大粒仁丹」は1905年に発売され、1929年に現在と同じ「銀粒仁丹」に進化して以来、途中で生産工程の機械化を挟みながら現在に到るまで90年以上も同じ方法で生産が続けられてきた。

ちなみに、現在の機械化された生産設備でも完成までに8日間かかるそうなので、今回のタクシーキャンペーンを利用する際には、タクシー自体のレトロ体験に加えて、配布される「銀粒仁丹」が受け継いできた歴史にも注目してみたい。

This article is a sponsored article by
''.