モビリティが実現する、ワクワクする未来とは
「TOKYO MOTOR SHOW」は2019年に開催されたが、2年後の2021年はコロナ禍で中止、そしてその2年後となる2023年に装いも新たに「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」という形で行われることになった。
モーターショーはこのところ世界的に盛り上がりに欠ける傾向にあるが、一方で北米における「CES(家電ショー)」などは入場者数も増え、EVやクルマ関連の最先端技術の展示で隆盛を極めているというのが現状だ。
そうした傾向に対応して「TOKYO MOTOR SHOW」改め「JAPAN MOBIRITY SHOW」になったわけだが、主催者の狙いどおり、自動車業界の枠を超え、他産業やスタートアップを含め過去最多となる400社以上が参加するという。これは2019年の倍以上の数字で、まずは出だし順調と言ってよいだろう。
さて、主催者による「シンボルコンテンツ」は「Tokyo Future Tour(東京フューチャーツアー)」というもので、ここには140社の企業が参加して、自動車業界だけではないオールジャパンの企業により「モビリティが実現する、明るく楽しくワクワクする未来」を届けてくれるという。
それは大きく5つのコンテンツから構成されていて、まずひとつ目は未来の東京を没入映像体験できるという「イマーシブシアター」、さらにLIFE/EMERGENCY/PLAY/FOODの4つの切り口でモビリティが変える未来を実現する「体験型コンテンツ」、そして「スタートアップフューチャーファクトリー」、「日本の未来を作るトークショー」、「次世代モビリティの試乗体験」からなるという。
さらにこれまでのモーターショーでは考えられなかった新たな取り組み、水素をエネルギー源として環境に配慮したエンタメステージ「H2 エナジー フェスティバル」が予定されている。ここは期間中、30組ほどのアーティスト、芸人などがステージに立つという。ただし、チケットは後述する入場料とは別に必要になる。
過去最大となる出展社だが、日本の全乗用車&商用車&二輪車メーカーをはじめ、海外からはBMW、メルセデス・ベンツ、BYDが参加。さらに多数の部品・機械器具メーカー、次世代モビリティ関連企業などが出展社リストに名を連ねている。
新時代のモーターショー、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」はいったいどんな世界を見せてくれるのか。入場料と開催日時は下記のとおり、4年ぶりのクルマ関連のビッグイベント、ぜひとも足を運んでみて欲しい。
■チケット料金
一般 当日券:3000円/前売券:2700円/アフター4:1500円/アーリーエントリー:3500円(限定5000枚/日)/プレビューデー:4000円(限定20000枚)
※アフター4は一般公開日(日曜を除く)の16時以降。アーリーエントリーは一般公開日の9時から入場可能。プレビューデーは10月27日の12:30から18:00に入場可能。
※チケット購入は右記サイトで。https://www.japan-mobility-show.com/ticket/
■開催概要
・名称 JAPAN MOBILITY SHOW 2023
・主催 一般社団法人 日本自動車工業会
・会期 2023年10月26日(木)から11月5日(日)
プレスデー 10月25日/10月26日 13時まで
オフィシャルデー 10月26日 13時30分から18時
特別招待日(障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日 10月27日 9時から18時
一般公開日 10月28日から11月5日(月〜土、祝は9時から19時/日曜日は9時から18時)
・会場 東京ビッグサイト
・公式サイト https://www.japan-mobility-show.com/