株式会社マップル (以下、マップル)は、AndroidやWindowsタブレットで動作する業務用アプリにカーナビゲーション機能を付加できるソフトウエア開発キット、「業務用カーナビ SDK」の最新バージョンとなる「Ver.10.5」を、2025年12月15日より提供している。

「業務用カーナビSDK」とは?

業務用カーナビSDKは、事業社の業務用アプリ開発者向けに、マップルが提供しているソフトウエア開発キット。本製品を活用することにより、自社の既存システムへのカーナビ機能の搭載、自社独自のカーナビアプリの開発を容易に行うことができる。

同製品の主だった特徴は下記の通り。

1.優れた実用性

「業務用カーナビ SDK」のベースには、ポーダブルナビや据え付け型ナビとして15年以上の歴史を有し、自動車メーカーの純正ナビとしての採用実績も豊かな「マップルナビ」を使用。

基本的な仕様は「マップルナビ」と共通だが、「業務用カーナビ SDK」では下記のような機能を付加し、プロユースのツールとしての実用性を高めている。

誘導情報表示

画像: 誘導情報表示の事例。車載用のカーナビと同等の案内情報を表示することで、交差点や分岐ポイントでの安全な運行をサポートする。

誘導情報表示の事例。車載用のカーナビと同等の案内情報を表示することで、交差点や分岐ポイントでの安全な運行をサポートする。

誘導情報の表示には、車載用のカーナビと同等のものを搭載。

・先々の案内地点をあらかじめ確認することができる「複数施設案内」
・右左折地点を拡大した「交差点拡大図」の表示
・分岐点などでの進路を分かりやすく図示する「案内イラスト」

など、分かりやすい誘導情報を表示することで、ドライバーの安全、確実なルート走行をサポートする。

音声案内

ルート案内を行う際、画面を注視せず運転に集中できるよう、分かりやすい音声案内を行う。

マップマッチング

画像: 左側がマップマッチングなしの車両の軌跡の表示、右側がマップマッチング機能を使用した時の車両の軌跡の表示例。自車の位置を正確に表示させることで、込み入った路地でも正確に目的地にアプローチすることが可能となる。

左側がマップマッチングなしの車両の軌跡の表示、右側がマップマッチング機能を使用した時の車両の軌跡の表示例。自車の位置を正確に表示させることで、込み入った路地でも正確に目的地にアプローチすることが可能となる。

自車の位置情報を補正し、地図上の道路に正確に表示させる「マップマッチング」機能を搭載。本機能の搭載により、自車の現在位置、これまで走行してきた道筋を正確に把握することができる。

2.充実のAPI

画像: APIを利用することで、自社アプリ上のカーナビに様々な機能を付加することができる。搭載可能な主な機能については、マップルの該当ページ内にまとめられている。

APIを利用することで、自社アプリ上のカーナビに様々な機能を付加することができる。搭載可能な主な機能については、マップルの該当ページ内にまとめられている。

カーナビ機能を外部から操作するAPIを多数搭載。地図の探索、ルート検索、ルート案内、POI検索などの基本的な機能を、自社の業務用アプリから操作することが可能となっている。

また、業務システムにカーナビゲーション機能を付加できるソフトウエア開発キットを用いることにより、タブレットで動作する業務アプリにカーナビ機能を追加することも可能だ。

「業務用カーナビ SDK」のカーナビ機能には、複数の目的地を効率的に巡回する「巡回ルート探索」や、車幅、車高、重量、危険物の有無などといった、自車が通行できない規制のある区間を除外した上で、ルートを算出する「規制情報考慮ルート探索」など、業務用カーナビならではの独自の機能を多数搭載している。

3.地図に道路を追加できる、オプションメニューを搭載

画像: 「地図データメンテナンス機能」を使用しての、敷地内への道路追加の加工例。本機能の詳細については、マップルの該当ページ内にまとめられている。

「地図データメンテナンス機能」を使用しての、敷地内への道路追加の加工例。本機能の詳細については、マップルの該当ページ内にまとめられている。

工場や空港などの広大な施設の構内道路、マンション内や団地内などの私道、河川敷や公園などの敷地内の道路など、マップ上に道路の表示がされていない箇所に道路を追加することができる「地図データメンテナンス機能」を搭載。

新規に追加した道路は、通常の道路と同じようにルート探索の対象として使用することができる。

4.ラスタータイルデータの重ね合わせ表示機能オプションを搭載

画像: 左は住宅地図表示(刊広社)、中央は航空写真(国土地理院)、右はリアルタイム気象情報(ハレックス)の表示例。

左は住宅地図表示(刊広社)、中央は航空写真(国土地理院)、右はリアルタイム気象情報(ハレックス)の表示例。

通常のマップ表示に加え、住宅地図や航空写真、気象情報など、さまざまな情報を重ね合わせて表示することができる。

新たに搭載された機能「オンライン地図更新機能」で、データ更新作業の負担を大きく軽減

画像: 今回提供された「Ver.10.5」ではその作業が自動化され、管理者の負担が大幅に軽減されることとなる。なお、オンライン地図更新運用には別途の契約が必要になるので、利用にあたっては注意が必要だ。

今回提供された「Ver.10.5」ではその作業が自動化され、管理者の負担が大幅に軽減されることとなる。なお、オンライン地図更新運用には別途の契約が必要になるので、利用にあたっては注意が必要だ。

そんな同製品の最新版となるVer.10.5においては、地図の自動更新を行う「オンライン地図更新機能」が新たに実装された。

これまでの「業務用カーナビSDK」では、地図データの更新を行う際に、アプリの利用を中断した上で、製品メディアを用いて端末ごとに手動でデータを更新する必要があり、導入台数の多い企業ほど大きな負担を強いられていた。

それに対して、今回提供されたVer.10.5では、アプリの動作を止めることなく、バックグラウンドでデータがダウンロードされ、次回起動時に地図更新を行われる仕様となり、管理者の作業量が大幅に軽減されることとなった。

なおデータの自動更新を希望しない事業者に対しては、「オンライン地図更新機能」の自動更新をオフにするメニューが用意されており、設定画面を操作することによって従来のデータを継続して使用することも可能だ。

マップルは物流業界、とりわけルート配送等を行っている企業に「業務用カーナビ」を提供、その課題解決を目指して毎年同ソフトのバージョンアップを行っており、今後も利用者の声を反映して、機能の拡充を行っていく構えだ。

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