株式会社マップル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 大日方祐樹、以下「マップル」)は、
Windows用のインストール型地図活用ソフト「スーパーマップル・デジタル」の最新版「スーパーマップル・デジタル26」を2025年7月4日に発売した。最新版では、地図情報を最新の内容へとアップデートするとともに、位置情報を利用した外部サイトへのリンクや、新機能を追加したルート探索など、様々な点で更なるサービスレベルのアップが図られている。

更なる機能アップを遂げた、業務用地図ソフトのロングセラー作品

「スーパーマップル・デジタル」は、デジタル地図をベースに住所、POI(検索データ)、行政区画、
道路ネットワーク、観光地エリアといった様々なデータを内蔵し、不動産業や運送業、観光業など、
様々な業界の業務効率向上に寄与している地図ソフトだ。

画像: 「スーパーマップル・デジタル」の使用例。マーケティングデータをデジタルマップ上に反映する事によるデータ分布の可視化(左)や、マークしたいポイントのマップデータへの反映(右)など、様々な用途に対応している点が本作の特徴だ。

「スーパーマップル・デジタル」の使用例。マーケティングデータをデジタルマップ上に反映する事によるデータ分布の可視化(左)や、マークしたいポイントのマップデータへの反映(右)など、様々な用途に対応している点が本作の特徴だ。

今回発売された「スーパーマップル・デジタル26」においては、パフォーマンスの改善や各種新機能の追加、既存機能の強化などにより更なるユーザビリティ向上が図られている。その主な内容は下記の通りだ。

1.処理速度の向上

対応対象を64ビットに特化したことにより、処理速度が大幅に向上。その効果は処理対象データの量が多くなる程に、如実に発揮される。

これまで「スーパーマップル・デジタル」は、32ビットと64ビット、双方のWindowsOSに対応していたが、下位である32ビットOSとの互換性を維持している関係上、64ビットOSのスペックを発揮することができない側面があった。

しかし、32ビット/64ビットに対応した最後のWindowsOSであるWindows10のサポートが2025年10月に終了し、WindowsOSが完全に64ビットに移行されることを機として、今作では64ビットへの完全対応を実施。これにより前作比最大30%の処理速度の向上を実現した。

2.外部サイトとのリンク機能の搭載

外部サイトのURLの値に【緯度】【経度】【縮尺】の文字を埋め込む設定をしておくことで、「スーパーマップル・デジタル」の編集画面と外部サイトの連動が可能になる。

通常、複数の地図サイトで情報を閲覧する場合には、それぞれの地図サイトにアクセスして、サイトごとに位置を検索する、などといった必要があった。

しかし「スーパーマップル・デジタル26」では「リンク機能」に対応している外部サイトを参照す
る際、あらかじめ「緯度経度」と「縮尺レベル」を埋め込む位置を指定しておけば「スーパーマッ
プル・デジタル」で表示したマップデータに連動する形で、外部サイトのデータを表示させること
が可能となった。

「スーパーマップル・デジタル26」ではこの「リンク機能」を埋め込ませた外部サイトを最大3件
まで設定することが可能となっている。

3.使いやすさを徹底的に追求した新機能

その他、「スーパーマップル・デジタル26」では、新たに下記の機能が追加されている。

(1)有料道路上の出発地/目的地が設定可能

画像: 任意の地点をポイントに指定することができるようになり、有料道路上での休憩所での休息を加味しての観光プランの立案、目標地点での工事・点検を交えての業務スケジュールの立案が可能となった。

任意の地点をポイントに指定することができるようになり、有料道路上での休憩所での休息を加味しての観光プランの立案、目標地点での工事・点検を交えての業務スケジュールの立案が可能となった。

これまでは、有料道路上にある施設や特定地点は「ルート検索」等の対象外となっていた。
それが今作より対応可能となったことで、有料道路上の休憩地点への立ち寄りを前提とした運行
予定の立案や、特定地点での工事・作業等を前提とした行程ルートの検索が可能となった。

(2)カスタム情報(図形)編集時に縦横比を維持するオプションの追加

画像: 縦横比を維持しての作業が可能となったことで、より精度の高い編集データの制作が可能となった。

縦横比を維持しての作業が可能となったことで、より精度の高い編集データの制作が可能となった。

今作より、Shift キーを押しながら図形の四隅をドラッグすることで、図形の縦横比等を維持し
ながら拡大・縮小することが可能となった。

(3)危険物積載規制を考慮したルート探索の実現

画像: 「車両情報」に「危険物」のチェック欄を追加することで、危険物積載車両が通行できない道路を除いてのルート探索が可能となった。

「車両情報」に「危険物」のチェック欄を追加することで、危険物積載車両が通行できない道路を除いてのルート探索が可能となった。

ルート検索データに、新たに危険物積載車両に対する通行禁止及び制限の要素を追加。
これにより、危険物積載車両が通行できない海底トンネルなどを回避してのルート抽出が可能となり、検索の精度が大幅に強化された。

画像: 大阪・関西万博に先立ち開業したOsaka Metro 中央線の夢洲駅(左)や、3月29日に開通した東海環状自動車道いなべ~大安IC間(右)など、最新の地図データが反映されている。

大阪・関西万博に先立ち開業したOsaka Metro 中央線の夢洲駅(左)や、3月29日に開通した東海環状自動車道いなべ~大安IC間(右)など、最新の地図データが反映されている。

加えて、地図・検索用データ、並びに「車」のルート検索データについては、2025年4月1日時点の
情報を反映。大阪・関西万博に先立ち新規開業したOsaka Metro 中央線(コスモスクエア駅~夢洲
駅間)や新規開通した東海環状自動車道・いなべIC~大安IC間や山県IC~本巣IC、16年ぶりの運
行再開で話題を呼んでいる大分第一ホーバードライブ(大分~大分空港)や、2025年3月のダイヤ
改正で新規開業した日豊本線・仙巌園駅等などの情報が新たに実装されている。

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