2025年7月10日、株式会社ストリーモ(本社:東京都墨田区、代表取締役:森庸太朗、以下、ストリーモ)は株式会社横浜八景島(所在地:神奈川県横浜市金沢区)が運営する「横浜・八景島シーパラダイス」の島内業務に移動用小型車「ストリーモ S01JW」(以下、S01JW)が採用されたことを発表した。

低速移動に特化した派生モデル「S01JW」

画像: 向かって左が特定小型原付モデル「S01JTA」で、右が移動用小型車モデル「S01JW」。基本的なフォルムに大差はないが、 「S01JW」には移動用小型車であることを示す、緑色の「移動用小型車標識」が貼られている。

向かって左が特定小型原付モデル「S01JTA」で、右が移動用小型車モデル「S01JW」。基本的なフォルムに大差はないが、 「S01JW」には移動用小型車であることを示す、緑色の「移動用小型車標識」が貼られている。

「ストリーモ S01JTA」(以下、S01JTA)は、3輪構造の電動キックボード。同社が独自に開発したバランスアシストシステムにより走行安定性を向上させ、電動キックボードの課題のひとつとして挙げられることの多い「不安定性」を克服。また、段差などにもふらつかないバランスの良さや機動力が評価され、個人としてのモビリティとしての使用はもちろんのこと、消防巡回車両などの業務用車両としても活躍している。

その「S01JTA」の派生モデルとして新たに導入されたのが、今回採用が発表された「S01JW」だ。「S01JW」は「S01JTA」の長所である高い安定性はそのままに、シニア層の使用を想定した「移動用小型車」への仕様変更が施された車両であり、歩行者扱いの機器としてすべての歩道への進入が可能となった反面、最高速は6km/hまでに制限されている。

電動モビリティにより、広大な敷地の移動負担を軽減

今回「S01JW」が導入されたのは、約24万平方メートル(東京ドーム5個分)という広大な敷地面積を有する「横浜・八景島シーパラダイス」の島内で、同車の投入により、車両の入退場時の先導を行う従業員の移動負担軽減、および業務の効率化を目指す。

なぜ特定小型原付モデルの「S01JTA」ではなく「S01JW」を採用したのか、その理由としては「S01JW」が法規上、歩行者扱いの機器であるために運転免許のない従業員でも操作できるようになること、そしてヘルメット不要であるために柔軟な運用ができるからだという。なお、同機は発表に先立つ6月27日から早くも現地に導入、利用されている。

今回のように、広大な面積を有するイベント会場、大規模なアミューズメント施設などでの電動モビリティの採用事例は珍しくなく、ストリーモにおいても、現在開催中の大阪・関西万博に「S01JTA」が大阪消防局に供出され、防災巡回車として活躍するなど、その活躍の場は広がってきている。

ストリーモは、今後もテーマパークや商業施設、観光地などへの導入を推進することで、観光地の回遊性向上や地域経済活性化に貢献していく、としている。

導入概要

■提供先
・株式会社横浜八景島(横浜・八景島シーパラダイス)
■利用目的
・島内入場時・退場時の車両先導
■利用開始日
・2025年6月27日~
■提供車両
・移動用小型車 ストリーモ S01JW

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