普通自動車免許で運転可能な、3人乗りの小型EV

ダイゾー「e-NEO」シリーズのフラッグシップモデルである「NEO-ONE」
「NEO-ONE」はダイゾーが2024年に設立した小型EVブランド「e-NEO」のフラッグシップモデル。前方1人乗り、後方2人乗りの3人定員で操作機器はバーハンドル形式。
視認性に優れ、後進時には自動的にバックモニターに切り替わるディスプレイや、坂道発進をサポートするヒルホールドコントロール機能、車体側面への雨風を防ぐ専用レインガードなどを標準搭載している。
航続距離は一充電あたり100kmで、最高速度は50km/h。車検、車庫証明は不要で充電環境は100V/200Vに対応しており、車両本体価格は97万9000円(税込)。運転にあたっては普通自動車免許(AT限定可)が必要となる。
次世代型ショールームにて、ブランドの情報を発信
展示が行われているのは、東京・二子玉川にある蔦屋家電内に設けられた次世代型ショールーム「蔦屋家電+」。車両の見学は自由で、車両に並ぶ形で「NEO-ONE」のパンフレットが用意されており、また備え付けのタブレットなどでも製品の詳細を知ることができる。
なお、蔦屋家電では本車両の直接販売を行っていないため、購入希望者は展示スペースに設置されているQRコードから、ダイゾーの該当ページにアクセスし、申し込みを行う形となる。

「e-NEO」シリーズの試乗は、写真の渋谷・松濤ガレージ、および大阪本社ガレージで受け付けている。
車両展示されている蔦屋家電で試乗できないものの、webにて試乗予約を受け付けている。試乗拠点はダイゾーの大阪本社、および渋谷・松濤の「e-NEO」専用ガレージ。ガレージには「NEO-ONE」のほか、同シリーズ兄弟モデルの「NEO-Light」も配置されているので、両車を乗り比べてみるのも一興だろう。
昨今、高騰している自動車価格や燃料費を鑑み、近場での買い物、家族送迎用のセカンドカーとして、「e-NEO」の車両を購入する事例が増えているという。制約上「1人乗り」が多くを占める小型EVという分野において、同乗者を乗せることができる車種の存在は貴重であるだけに、興味のある人は足を運んでみてはどうだろうか。
展示概要
展示場所:蔦屋家電+(東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C「蔦屋家電」内)
展示期間:2025年3月19日(水)~6月16日(月)
展示時間:10:00〜20:00 ※「蔦屋家電」の営業時間に準じる
展示車両:NEO-ONE(色:マットブラック)
公式サイト:https://e-neodaizo.com/