株式会社Luup(以下Luup)は2024年6月21日、不動産会社・三和エステート株式会社(以下三和エステート)と連携し、三和エステートが管理する物件に、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のポートを設置していくことを発表した。

シェアリングサービス「LUUP」がもたらす、不動産業価値への影響

Luupは「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」を社のミッションとして掲げ、電動キックボードや電動アシスト自転車など、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の提供を推進している。

「LUUP」の移動拠点となるポートが設置されると、通勤や通学、買い物や外出などの日常の移動環境が大幅に上昇し、近隣住民は便利で豊かな生活を享受することができる。また、移動環境を向上させ、駅やバス停、商業施設等へのアクセスを容易にすることは、ポート近辺の住宅物件への需要を促進し、結果として不動産価値の上昇にも繋がるため、不動産業界にとってもその恩恵は大きい。

不動産業が見出した「LUUP」の将来性

一方、福岡市を中心に約9,000戸の不動産物件の管理を行う三和エステートは、「人生に、経営力。」という事業コンセプトのもと、不動産サービスを起点に100年時代に合わせた資産管理・資産活用に関する総合的なサポートを提供している。

同社では、顧客との良好なパートナーシップの構築に向け、長期的視点に立った「不動産資産の最適化・最大化」を目標に掲げており、そういった視点から、新たなモビリティのシェアリングサービスがもたらす資産価値の向上に将来性を見出したものと推測される。

またLuupは、三和エステートの本社がある福岡市において、2024年3月27日のサービス提供の開始以来、3ヶ月を経ずして500箇所以上もの「LUUP」のポートを設置しており、そのスピード感とネットワークの構築力が、同社が選定されるにあたり、与えた影響は決して小さくないだろう。

先進的なモビリティ企業と不動産企業による、新たな試み

今後、両社は三和エステートが管理する物件へ「LUUP」のポートを設置することで、賃貸物件の選定基準の刷新と不動産物件の資産価値の向上に取り組んでいく、としている。

先進性に富むモビリティサービス企業と、多角的視点より不動産価値の最大化に努める不動産企業による試みが、業界および社会にどの様な影響をもたらしていくのか、今後の動向が注目される。

三和エステート株式会社

本社所在地:福岡市博多区博多駅南1-6-9 三和ビル3F
代表者:石井清悟
創業:1993年
事業内容:賃貸管理事業、売買仲介事業、資産コンサルティング事業、不動産再生事業、賃貸仲介事業、相続サポート事業、投資アパート事業、住宅事業
URL:https://www.sanwa-estate.com/

株式会社Luup

本社所在地:東京都千代田区神田佐久間町3-21-24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4F
代表者:岡井大輝
創業:2018年7月
URL:https://luup.sc/

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