2024年8月29日、株式会社マップル (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 大日方祐樹、以下「マップル」)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長 青野慶久、以下「サイボウズ」)が提供するクラウドサービス「kintone(キントーン)」に、地図表示機能を追加できる新サービス「MAPPLE地図プラグイン for kintone」の提供を同日より開始すると発表した。

地図ソリューションのエキスパート企業参画がもたらすマッピング機能の向上

「kintone」は、サイボウズがクラウド形式で提供する業務改善プラットフォーム。プログラミングの知識がなくても、ノーコードで自社の環境・ニーズに則した、業務システム化・効率化を実現するツール・アプリを作成することができる点が評価され、2023年6月現在、3万社以上の企業導入実績を擁するサービスである。

「kintone」では、ユーザーの幅広いニーズに対応するため、他社との提携のもと200以上の拡張機能を搭載しているが、そこに今回、地図ソリューションのエキスパート企業である、マップルが提供するプラグイン形式のサービスが追加されることとなり、文字情報の表示など、視認性・機能性に優れた地図を「kintone」のアプリ上に搭載することが可能となった。

「MAPPLE地図プラグイン for kintone」の特徴・機能・用途

同製品の特徴・機能・用途は下記の通り。

【製品の特徴】

①「kintone」上への地図表示が可能
本製品をプラグインをすることにより、簡単な設定で「kintone」への地図表示が可能。
また、様々な用途に応じたカスタマイズにも対応している。

➁ノーコードで簡単に設定が可能
特別なプログラムの知識は不要で、事前準備は公式サイト内「利用マニュアル」が示す手順に従い、「プラグインの設定」を行うだけ。

③契約・利用料金の明確さ
地図と住所検索機能はマップルの自社製品を使用するため、ライセンス契約はマップル1社で完結。利用料金も、ユーザー数に応じた定額制となっており、安心して利用することができる。

④モバイルデバイスでの使用にも対応
スマートフォンなどのモバイルデバイスにも対応しており、外出先での利用も可能となっている。

【搭載機能】

①マーカー表示機能
各レコードの位置情報をもとに、地図上にマーカーを表示。レコード同士の位置関係や密集度など、全体像の把握が容易となる。

「①マーカー表示機能」のサンプル画像。地図上にマーカーが複数配置されているのが確認できる。

画像提供:株式会社マップル
mapple.com

➁ジオコーディング機能
住所を登録すると、自動的に緯度経度の情報を取得する。

画像: 「➁ジオレコーディング機能」のサンプル画像。赤枠(上)に住所を入力することで、自動的に対象の緯度・軽度の情報を取得することができる。 画像提供:株式会社マップル mapple.com

「➁ジオレコーディング機能」のサンプル画像。赤枠(上)に住所を入力することで、自動的に対象の緯度・軽度の情報を取得することができる。

画像提供:株式会社マップル
mapple.com

③レコード検索機能
表示している地図の範囲にあるレコードを検索する機能。
現在地や目的地から近い場所にあるレコードを絞り込むことで、ビジネス活動をサポートする。

画像: 「③レコード検索機能」のサンプル画像。地図の表示範囲内にあるレコードを、マーカー形式で表示することが可能だ。 画像提供:株式会社マップル mapple.com

「③レコード検索機能」のサンプル画像。地図の表示範囲内にあるレコードを、マーカー形式で表示することが可能だ。

画像提供:株式会社マップル
mapple.com

※上記以外にも、様々な機能を搭載している。

【用途例】

①不動産物件の管理
物件情報を地図上に表示することで、物件の場所や位置関係などを把握することができ、不動産の立地や住環境の確認に便利。
また近年話題になっている空き家問題など、様々な用途に応用することができる。

➁情報の「見える化」「気付き」「共有」
文字情報を地図に展開することで、情報の俯瞰性が高まり、新たな「発見」や「気付き」につながる。また、社内で情報を「共有」する事により、営業戦略や施策の決定にも役立つ。

③効率の良い顧客訪問を実現
地図上にレコードが一括表示されるため、目的地近辺のレコードが一目で視認できる。またモバイル端末からも閲覧が可能なため、外出先近辺のレコードを容易に把握することができ、無駄のない効率的な顧客訪問が可能となる。

④緊急事態への対策
住民情報や各種災害に応じた避難所の位置把握、緊急物資の有無などの情報管理にも好適。
また、災害を想定した避難のシミュレーション等といった補助的な役割が期待できる。

製品の提供方式と商品価格

そんな「MAPPLE地図プラグイン for kintone」は、マップル社公式サイト内の製品ページにて、kintoneプラグイン形式(zipファイル)で提供されている。

提供価格は、利用アカウント数に応じた定額制が採用されており、価格設定は下記の通りとなる。

画像: 製品の提供方式と商品価格

なお、本製品には無料試用メニューが用意されており、製品ページ内にある規定フォームに必要事項を記入し送信することで、30日間の使用が可能となっている。ただし、利用にあたってはkintoneのスタンダードコースの契約が必要なので、注意が必要だ。

マップルは、今回の「MAPPLE地図プラグイン for kintone」の発売を皮切りに、今後も、地図のカスタマイズや他の地図情報のマッシュアップ、マップルの他のサービスとの連携機能など、プラグインの機能拡充を検討していく、としている。

「MAPPLE地図プラグイン for kintone」製品ページ

https://mapple.com/products/kintone-map/

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