三重県津市の大門・丸之内地区およびその周辺地域において、2024年8月26日から2025年2月25日まで、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供することを発表した。
「交通環境」という側面から地域のまちづくりに貢献。
三重県津市の中心市街地である大門・丸之内地区においては現在、同地区のおおよそ20年先を見据え、エリアプラットフォーム「大門・丸之内 未来のまちづくり」を構築。地区の目指すべき姿を共有し、官民一体の協力体制のもとにまちづくりを推進している。
そんな同プロジェクトの課題の一つとして掲げられているのが「交通環境」だ。同地域は三重県のジャンクション駅である津駅、近鉄・津新町駅、中部国際空港への高速船が発着する津なぎさまちといった交通拠点と結節しているが、それらの交通拠点からは一定の距離があり、またそれを補完するバス路線にも、その周知や利便性の更なる向上などがテーマとして挙げられている状況にある。
加えて、地区内の回遊性を高めるという意味においても、公共交通手段を補完する二次的かつ手軽な交通手段が求められており、今回の「LUUP」の導入はそういったニーズに応える形での試みとなる。
今回「LUUP」のポートが設置されるのは15箇所。津駅や津新町駅、津なぎさまちといった交通拠点や津城、津観音、津センターパレスなどといった観光拠点に展開し、地域外からの来訪性、および地区内の回遊性が向上するかの検証を行うこととなる。
「LUUP」サービス概要
【提供内容】
電動アシスト自転車のシェアリングサービス
【利用方法】
スマートフォンアプリ「LUUP」を用いて、電動アシスト自転車に乗車。
街中に設置されたポートからポートへの移動が可能。
【利用料金】
10分まで200円（税込）。
それ以降、時間料金1分あたり15円（税込）
【提供期間】
2024年8月26日（月）10時〜2025年2月25日（火）20時
【提供モビリティ】
電動アシスト自転車
【利用可能時間】
24時間
【車両台数】
55台
※車両は順次追加予定。
※ポートごとに停車可能台数は異なる。
【ポート数】
15箇所
※順次増設予定。
※詳細はサービス提供開始以降、「LUUP」アプリから確認のこと。
