2024年7月19日、電動アシスト自転車のシェアリングサービス「ハローサイクリング」を展開するOpenStreet株式会社(以下OpenStreet)は、神奈川県三浦郡葉山町(町長:山梨 崇仁、以下葉山町)、株式会社サンオータス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:北野 俊、以下「サンオータス」)と「シェアサイクル事業に伴う連携協定」を締結し、同日より「ハローサイクリング」のプラットフォームを活用したシェアサイクリングサービスを開始した。

シェアリング事業への導入の背景

神奈川県三浦半島の西部に位置し、日本ヨットの発祥の地、宮内庁の葉山御用邸等で知られる葉山町。同町には鉄道が通っていないため、路線バス及びタクシーが公共交通網の重要な役割を担っている。

そういった状況の中、町民の通勤/通学等のための新たな交通手段、町内への外出支援、カーボンニュートラル社会の実現などの具体的な施策として「新たな移動手段の検討」が進められており、今回の「ハローサイクリング」によるシェアリング事業の開始も、その活動の一環として位置付けられている。

新規モビリティ事業の実績豊かなサンオータスの参画

そんな同町のシェアサイクリング事業運営をOpenStreetと共に請け負うのがサンオータスだ。同社は「トータルカーサービス」をスローガンに掲げ、神奈川県を中心にサービスステーション、輸入車販売やレンタカー等と、クルマにまつわる様々なサービスを提供しているが、一方で、カーボンニュートラル社会の実現に向けた、先進的モビリティサービスの提供にも積極的に取り組んでいる。

同社は2020年4月にモビリティ事業部を新設し、モビリティのシェア、レンタル、販売、コンサルティング等といった事業を展開。またスマートシティ会津若松(AICT)、観光型MaaS「三浦Cocoon」にも参画するなど、その活動範囲は幅広い。

「ハローサイクリング」には2021年に運営事業者として参画し、神奈川県の横須賀エリア、藤沢エリアを中心にシェアサイクルを展開。葉山町にも同社が運営するステーションが1カ所あるが、今回、葉山町と協定を締結してステーション数を増やすことで、町内の移動手段の提供と、さらなる利便性の向上を目指すことになった。

新規ステーションの設置により利用環境が大幅に向上

画像: 新規ステーションの設置により利用環境が大幅に向上

今回「ハローサイクリング」のステーションが設置されるのは、葉山町役場に隣接する「花の木公園」、町を代表する複合商業施設で「SHOPPING PLAZA HAYAMA STATION」、葉山しおさい公園と葉山御用邸の間に位置する「一色公園」、および「あやめ公園」の4ヶ所。葉山町には既にステーションが5カ所が設置されているため、町内での利用箇所が9ヶ所となり、また町の中核地点、観光拠点への増設が行われたことにより、利用環境が大幅に向上した。

また、近隣市である逗子市、鎌倉市、横須賀市のステーションへの、市を跨いでの利用も可能となっている。

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