2025年4月30日、ハセガワモビリティは新たな特定小型原付「S-01T」を2025年5月12日に発売すると好評。同製品はドコモ・バイクシェアのベースモデルであるため、車道走行モードのみを搭載し、航続距離70kmを確保している点が特徴となる。

車道専用、航続距離70kmを確保したロングライドモデル

YADEA「S-01T」は16歳以上が無免許で乗れる特定小型原付区分の電動バイク。海外ではシェアリング事業者向けに販売されている車両で、日本においてもDocomoが運営する自転車シェアリングサービス「ドコモ・バイクシェア」で導入されている車体のベースにもなっている。

画像: 写真はドコモ・バイクシェア導入車両で、市販モデル「S-01T」とは異なる点も多い。例えば、網目の細かいフロントバスケットや、後輪カバーなどシェアリング向け専用の装備がある。

写真はドコモ・バイクシェア導入車両で、市販モデル「S-01T」とは異なる点も多い。例えば、網目の細かいフロントバスケットや、後輪カバーなどシェアリング向け専用の装備がある。

自転車とほぼ同じ車体形状、タイヤサイズ、サドルを備えているため、従来の電動アシスト自転車と同様の運転感覚で利用できるが、ドコモ・バイクシェア導入モデルと同様に車道走行モード専用であることに注意が必要だ。

車体フレームは、ボディ剛性を確保しながらフレームのトップチューブを排除したシティサイクル・・・いわゆるママチャリのような低床設計と、フロントサスペンション搭載により、幅広いユーザーが普段使いしやすい仕様となっている。

バッテリーは航続距離70kmを実現する大容量タイプを採用。取り外し充電にも対応するため、集合住宅でも屋内に電池を持ち込んで充電できることも特長と言えるだろう。

また、国土交通省の車両保安基準審査制度である「性能等確認制度」を受けたモデルなので、安心して乗れるのも嬉しいポイントだ。

画像: 市販モデル「S-01T」は自転車感覚で気軽に使える電動バイク。

市販モデル「S-01T」は自転車感覚で気軽に使える電動バイク。

車体カラーは「ホワイト」の一色のみとシンプルで、車両価格は22万円に設定。2025年5月12日から、YADEAの表参道ショールームやECサイト、家電量販店で発売される。

なお、YADEAは「S-01T」のほかにも、電動キックボードや電動アシスト自転車、電動バイクなど幅広いジャンルの二輪電動モビリティを展開しているため、気になる方はそちらもチェックしてみてはどうだろうか。

【主要諸元 YADEA S-01T】

全長×全幅×全高1550×590×1050mm
重量28.6kg
ブレーキ前後ドラムブレーキ
歩道走行モード対応なし
バッテリーリチウムイオン(48V・14Ah)
モーター350W
航続距離70km
充電時間6時間
タイヤサイズ20インチ
防水性能IPX5
本体価格22万円

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